北海道紋別市出身のクラリネット奏者、千花音。
常葉大学短期大学部音楽科卒業。同大学専攻科を首席で修了、福井巌賞受賞。
同大学定期演奏会、卒業演奏会、修了演奏会に出演。常葉音楽教育センター会長賞ならびに学長賞受賞。
第67回北海道北見市新人演奏会出演。第24回日本クラシック音楽コンクールクラリネット部門大学生の部全国大会最高位。
第21回ブルクハルト国際音楽コンクール管楽器部門最高位。
ヴェンツェル・フックス、小山昭雄、池辺晋一郎、ディルク・アルトマン、ホセ=ルイス・エステレス各氏のマスタークラスを受講。
YouTubeでの演奏動画の総再生回数は1,000万回、チャンネル登録者数は7万人を越える。
・チャンネル5周年記念LIVE
自身のYouTubeチャンネル開設5周年を記念して行ったライブの模様。
2曲目『花束のかわりにメロディーを』では、楽曲の持つ感情を想起させるような、立体的な音色が耳に残る。メロディーラインの美しさも際立っており、聞いているうちにどんどんと楽曲の中に引き込まれていき、感情が高ぶっていくはずだ。
その他、楽曲ごとに表情を変えるこのライブを見て、改めてクラリネットという楽器の魅力に気が付く人も多いのではないだろうか。そんな1時間弱となっている。
・ハウルの動く城メドレー |Howl's Moving Castle Medley - クラリネット四重奏 –
「ジブリ作品の中で一番好きな作品でもあり、これをきっかけに海外の方にも注目してもらえるきっかけになった」と話す、映画『ハウルの動く城』のメドレー動画。スタジオジブリ作品には、音楽が印象的な作品が多いように思う。同作もまた、そんな映画の一つ。
実際このメドレー動画に出てくる楽曲は、どの曲も多くの人が一度は聴いたことがあるというものだろう。そんな耳なじみのある曲を、ここではクラリネット四重奏で届ける。四重奏だけあって、クラリネットという楽器の、低い音、そして高い音の魅力が両方とも伝わってくる。その豊潤な響きは、メロディーラインの良さも相まって、心を浄化させてくれるよう。
疲れや苛立ちが蓄積されてしまった時に聞きたい演奏だ。
・だんだん楽器が変わっていくYOASOBI「怪物」
そのタイトル通り、『YOASOBI/怪物』を演奏しているうちに、だんだんと楽器が変わっていくという作品。
繊細な音、パワフルな音、優しい音、ふくよかな音など、1曲の中で5本の音色の違いを楽しむことが出来るのが魅力的だ。そしてそんな様々な音色がどれも、『怪物』の電子的で疾走感豊かなそのサウンドと相性抜群というのも一つのポイントだろう。クラリネットという楽器の奥深さに気が付かされる。
きっとここでもクラリネットという楽器に惹かれる人は多いだろう。そして実際に自分でも演奏したいと思わせてくれる。
きっとそれを待っている彼女のファンもたくさんいることだろう。
そんな2022年の彼女に注目しつつ、最新情報を楽しみにチェックしていこう。