札幌発のバンド、HIKAGE。
2019年4月より、札幌を拠点にライブなどの本格的な活動を開始。
2020年には、5月30日に開催予定だった 『NOISEMAKER pre.KITAKAZEROCKFES 2020』 にOAとしての出演が決定。
・HIKAGE - The Valley [Official Music Video]
「海外の音楽、特にメタルコアやハードコア、ラウドロックといったジャンルに大きく影響を受けている」というHIKAGE。
ただ、それをそのまま再現するのとはまた少し異なり、そこに日本ならではのメロの要素なども組み込み、HIKAGEならではといえる、ミクスチャーバンドとしての名刺代わりになるような曲を創り上げた。それがこの楽曲『The Valley』だ。
重たくエモーショナルに突き抜けていくバンドサウンドに、ぐっとくる美しいメロディーラインが重なるその音は、海の向こうの音でもあり、こちら側の音でもあるといえる。だからこそ、幅広い層に届きうる。
ちなみにこの楽曲は、コロナが流行する数ヶ月前の発表だった。その期間については、「結果的にはコロナに大きな影響を受けてしまったが、製作に対してのめり込めたため、マイナスなだけではなかった」と話してくれた。
・HIKAGE - ISOLATION [Official Music Video]
コロナ禍における鬱屈した空気感に対して、それを破壊するような気持ちをぶつけた楽曲『ISOLATION』。
パワフルに疾走していくサウンドと、熱量に満ちたボーカル。それは一言でいえば、ぶちあがるものだ。心に一気に火をつけ、身体を熱くさせる。思わず暴れたくなる人も多いのではないだろうか。その熱量が、ストレスを吹き飛ばしてくれるだろう。
MVは、札幌市内の立て壊しが決まっていた建物の一室を使用して撮影。サウンド同様、スピード感に溢れた作品となっているので、是非音だけではなく目でも楽しんでいただきたい。ペイントもメンバーで施しているというから驚きだ。
・Light My Wounds – EP
2021年12月リリース、先の『ISOLATION』を含む5曲入りのEP 『Light My Wounds』。
美しさと荒々しさの融合が感じられる1曲目『Left behind』、攻撃力を持ってぶち抜く『That's Enough』、クールなリフや美しいメロディーラインに心奪われる『Bring It Back』、先の『ISOLATION』、バラード調に聴かせる『Dear My...』など、持ち味の激しい曲調はもちろん、様々な顔が見える内容になっている。
そんな彼らの最新の楽曲、は3/9 JMSより全国流通されたHIKAGE 1st EP 『Light My Wounds』で確認できる。
この1年、終始その動きを要チェックだ。