中性歌い手、ノアト。
・【オリジナルMV】虎視眈々(Cover) / ノアト
「地声寄りで歌った楽曲」だという楽曲『虎視眈々』のカバー。
それは何もしっかりと歌いあげている部分だけではなく、ちょっとしたコーラスや息遣い一つとっても言えることなのだ。どこをとっても、何ともアダルトな色気と、ワイルドなカッコよさを感じる1曲に仕上がっている。
どこか余裕すら感じるようなその色っぽさに、一発で嵌ってしまうという人も多いのではないだろうか。
・【オリジナルMV】DOGMA(Cover) / ノアト
「得意ジャンルである闇系の楽曲」だと話す楽曲『DOGMA』のカバー。
「とある神(神父)がシスターの存在を亡くし、憎しみと狂気に包まれながら悪魔へと変わっていく姿をイメージした」という、心の奥の暗い部分を表現するような歌声は、ダークな世界観の強いサウンドと相性抜群。それを「得意ジャンル」と話すのも納得できるほどに、歌とサウンドで描かれる唯一無二の世界観に引き込まれていく。
聴いていると引きずられるようにどんどんと落ちていくが、その落ちていく感覚が心地よい。落ちるところまで一旦落ちていき、そしてそこからまた這い上がる際に聴きたい1曲だ。
・メンタルチェンソー【Cover】 / ノアト
「女の子キャラでやってる“ノア子”というもう1つの人格で、声を変化させ歌った楽曲」。
これまでの2曲のクールだったりダークだったりする雰囲気とは全く違うまさに女の子キャラとしての歌声で、まずはそれに驚かされる。
そしてその女の子キャラがきちんと可愛くてポップだというのも魅力的。そのギャップにも、惹きつけられる。
ただ、それでいてどころにカッコよさが漏れ出てくるところがあるのも見逃せない・聴き逃せないポイントだ。
改めて中性シンガーとしての質の高さを感じることが出来る1曲だろう。
今後は「オリ曲を定期的に出していきたい」というノアト。
さらに「ライブにも出演してみたいし、声の仕事をしていきたい」と話してくれたが、実際「オリジナル楽曲は現在制作中で、年内にはライブ出演予定がある」という。
だから是非Twitterなどをフォローして、続報を楽しみに待っておこう。