2020年8月に結成したアイドルグループ、FariaClown。
加えてメンバーそれぞれバックボーンが異なるということもあり、たくさんの見どころがあるというのが一つの特徴。
この2022年は9月に東名阪ツアーがおこなわれ、ファイナルとなる9月30日東京公演の⾚⽻ReNY alphaは2周年ワンマンライブとなっている。
・FariaClown『Re:Live』
重たいロックサウンドに美しいピアノの音色を合わせた1曲『Re:Live』。
琴線に触れる疾走感と高揚感のあるメロディーライン。《さぁ今走り出すんだ 過去にさよならして 何も怖くなんかないよ》と歌う、ポジティブな光を感じる歌詞の世界観。それを届ける伸びやかで想いの乗った、パワフルな歌声。その全てに青春の煌めきを感じる。
これから未来に向かってさらに進んでいく彼女たちのストーリーと、その青春の煌めきは確かにリンクし、そのリンク具合がまた聴く者の心を震わせる。
・FariaClown『Flying Bird』
広大な自然の下で撮影されたMVともリンクする、なんとも壮大なサウンド感が印象的な1曲『Flying Bird』。
EDM調のダンサブルなサウンドと、広がりのある彼女たちの歌声の親和性も心地よく、聴いていると爽やかな風が吹き抜けていくような感覚を覚える。夏に車の中で流していたら、思わず窓を開けたくなるはず。この楽曲にはそんな爽快感がある。
先の楽曲『Re:Live』とは、サウンド感がガラッと異なるのに、一本“彼女たちらしい”と思える芯を感じるというのもポイントだろう。
だからきっと同曲含め彼女たちの楽曲は、どんな曲調の楽曲であっても、「どれも好き」と感じる人が多いのではないだろうか。
・FariaClown『TAKE ONE』Music Clip
冒頭から一体感のあるコーラスが高揚感を生む1曲『TAKE ONE』、
この楽曲もまた、先の2曲とは雰囲気・サウンド感が異なる1曲で、それらと比べるとよりポップス色が強いといえるだろう。AメロからBメロ、サビとどこをとっても口ずさみたくなるようなメロディーラインの強さが特徴的で、そこにさらに最初に触れた一体感のあるコーラスが入るから、どうしたって聴き入ってしまう。
それでいて歌詞の世界観はセンチメンタルで切ない雰囲気だから面白い。
アイドルという枠組みを超えるパフォーマンス力を魅せる彼女たちの姿は、ライブではより輝いて見える。
もちろん9月以前に体験できる機会もあるだろうから、Twitterなどをフォローして、今後の展開を要チェックだ。
9/18 NAGOYA:ツーマンライブ 大須RAD HALL
その他大型イベント等にも出演予定です!