京都府出身のシンガー、林奈緒美。

キャッチコピーは「資金繰りからステージングまで全部自分でやります!歌を歌うお調子者、林奈緒美です!」。


2014年より、京都を拠点として活動するアイドルグループ『ミライスカート』のメンバーとして芸能活動を開始。

2016年の同グループ卒業後、クラウドファンディングで支援を募り、主演映画『クレイジーアイランド〜奈緒美の愛と青春と狂気の爆走ロード〜』を制作、上映。


その後アイドルグループ『最高じぇねれーしょん』としてアイドル活動を再スタート。

2021年11月の渋谷WWWでの公演をもってメンバー全員が卒業した。


翌2022年2月より、ZeppDiverCityでの単独公演を目標に掲げ、本格的にソロ活動始動!




・林 奈緒美「ghost」Music Video



(配信リンク:https://linkco.re/fsgX7392?lang=ja


「今までは爽やかな音楽性が多かったが、少し角度を変えて制作してみた曲」というこの楽曲『ghost』は、鋭利なギターにうねるベースライン、爆発力のあるドラミング、繊細な感情を描くような鍵盤と、疾走感はありながらもどこか重たい雰囲気のバンドサウンドが鳴り響く1曲。


「テーマとして“キャッチーな曲をみんなのために歌う”ということを掲げているのでそこを体現できていると思う。現在の流行りをたくさん取り入れて、人に見てもらう努力をしてみようと心がけて作った」と話す通り、モダンで切れ味抜群のバンドサウンドにも、その上を舞うメロディーラインにも、そして伸びやかで芯がある感情豊かな歌声にも、キャッチーさがある。


ただその中で描かれている世界観からは、「君によく似た"ghost"に願う、『私が眠るまでは隣で起きていてね』」というリアルな切なさが襲うのだ。キャッチーな音と切ない世界観のバランスが絶妙な、音からも詞世界からもハマれる作品だ。



・林 奈緒美「幕開け」 Music Video



(配信リンク:https://linkco.re/Y5Pg7s6N?lang=ja


2022年3月26日にリリースとなったソロとして初のシングル『幕開け』。


≪暗闇を知って、裏切りも知った 綺麗なフォームで走れなかった それでも走った 衝動を愛した≫≪さぁ、朝焼けの待つ方へ たとえそれが何度目だろうと いつでも僕らはスタートを切れる≫と歌うこの楽曲には、困難や苦労の末に目の前が真っ暗になりそうになっても、それでもあきらめずに進んでいくというパワフルな前進力が溢れている。


それはもちろん描かれている言葉だけではなく、勢いのあるバンドサウンドや、笑顔が見えるようなポジティブなエネルギーに満ちた歌声からも感じられるものだ。元気を、パワーをもらいたい時におすすめしたい1曲。


・「ミッド・ダンス・ナイト/林 奈緒美」メイキングムービー公開!



(配信リンク:https://linkco.re/rxzquu3u?lang=ja


「感傷はありえないくらい、薄くてイイ♡」。そんな想いを込めて描く楽曲『ミッド・ダンス・ナイト』。2022年10月27日リリースの4thシングルだ。


どこか懐かしさを感じるようなジャジーでディスコチックなダンスサウンドと、アッパーなメロディーラインに心躍る今作は、歌詞も自身で手がかけているというのが一つの特徴。こちらはそんな同曲のPVメイキング映像。楽曲を聴くことも、PVを少し見ることも、PV制作の様子も見ることが出来る。


彼女の親しみやすいキャラクターやその可愛らしさ、そしてもちろん映像の作り方も垣間見えるので、彼女のことをさらに好きになるというだけではなく、映像作りに興味がある人にとっては勉強になる部分もあるだろう。



「2023年は自主企画、ワンマンライブができたらいいなと思っている」という彼女。


さらに「今後はギターの方を呼んでライブをしたり、バンドセットでライブをしたり、より音楽に真摯に取り組んでいこうと思っているので楽しみにしていてほしい」とも話してくれた。


現時点でも質の高さが感じられるが、この先の音楽活動はさらに洗練された、熱いものになっていく可能性が高そうだ。

ぜひ、期待して追いかけていっていただきたい。