幅広いジャンルのコンテンツで注目を集めるバーチャルYouTuber、ニコラ・アルディン。


「異世界からやってきた天才錬金術師のカーバンクル」であるニコラ・アルディンは、バーチャルタレント事務所「ななはぴ」に所属して活動。歌枠配信やゲーム配信を中心に、雑談配信、歌ってみた動画など、多彩なコンテンツをリスナーに届けてきた。


2021年5月にデビューし、活動2年目に入った現在はチャンネル登録者数が5000人に迫るなど、着実に支持を広げている。


チャームポイントは額の宝石と、兎のように長い耳と、長い尻尾。ファンネームは「ぽまえ達」。そして夢は「大勢の人に笑顔や幸せをたくさん届ける立派なアニソンシンガーになること」。個性派Vtuber/Vsingerとして、今後のさらなる活躍が期待される存在だ。




・『鎖の少女-Re Alive-』/ のぼる↑ covered by ニコラ・アルディン【歌ってみた / Vtuber】



活動1周年となる2022年5月3日に投稿されたのが、「鎖の少女-Re Alive-」の歌ってみた動画。


ソリッドかつアグレッシブなロックサウンドとメロディにニコラ・アルディンのハスキーな歌声が絶妙にマッチしていて、彼女の持ち味である中低音が活かされて、エモーショナルな聴き味を生んでいる。切なく抒情的で、それでいて力強い感情の揺らぎも感じさせる歌唱は必聴だ。


選曲にも意味が込められていて、タイトルに含まれる「鎖」は「1周年のタイミングに合わせて3D化とオリジナル曲リリースの情報が解禁されたこと」「2Dから3Dへと次元の制約を振り切ったこと」による鎖からの解放がイメージされている。


これまで数多く投稿されてきた歌ってみたカバーの中でも、活動の節目となる重要な作品としてチェックしてみてほしい。



・【歌ってみた】贖罪/傘村トータ【covered by ニコラ・アルディン】



自身2本目の歌ってみた動画として投稿された「贖罪」のカバー。


彼女のハスキーで繊細な歌声はバラード適正もかなり高く、バラードの名手として知られる傘村トータ氏の楽曲との相性は抜群だ。リスナーからも「心に沁みる」という絶賛の声が多数寄せられており、Vsingerとしての彼女の活動の原点かつターニングポイントと言える作品になっている。


1曲目の歌ってみた動画である「エライエライエライ!」が可愛い系の選曲だったので、この2曲目とのギャップや初めて垣間見せた細やかなテクニックに驚きの声も寄せられた本作。メロディの1音1音、言葉の一つ一つにじっくりと聴き入ろう。


・【歌ってみた】おはようオーパーツ / 相対性理論【covered by ニコラ・アルディン】



ニコラ・アルディン自身の強い希望で選曲され、歌われたのが、相対性理論の名曲「おはようオーパーツ」。

電波ソング的な一面を持つこの曲のカバーに際して、大の電波ソング好きを公言する彼女の強いリスペクトが歌唱に込められている。


歌ってみた動画では自ら歌のミックスも行い、楽曲全体の雰囲気から細かいコーラスまで自身で調整している彼女。

このカバーでも彼女のこだわりが細部まで詰め込まれているので要注目だ。




現在はチャンネル登録者数およそ5000人のニコラ・アルディンだが、大きな目標は「今年中に登録者数1万人突破」。その達成に向けて、前述した3Dモデルの発表とオリジナル曲リリースも夏頃を予定して決まっている。


楽曲は聴き手に勇気を与えて何かのきっかけにしてもらえるようなパワーを込めた、メッセージ性の強いロックなテイストが予定されている。「ニコラ・アルディンにおける”夢を叶えるための活動”のプロローグとなる楽曲」を想起させる壮大な作品を目指しているとのことなので、今からどのような作品に仕上がるのか期待を高めていこう。


ニコラ・アルディンの日々の活動は、彼女のYouTubeチャンネルやTwitterから要チェックだ。