2021年には70本のライブをこなし、サーキットイベントでは毎回入場規制がかかるほどに実力を高めてきた、東京都町田発のロックバンド、minori。

また、ホームでもある町田CLASSIXでの企画を皮切りにツアーも開始。

町田から全国へ、『あなたの背中を押せるように』。

昨年のツアーを通して感じた思いを込めてツアー中に作り上げ、同ツアーの最終日に公開した楽曲『シネマ』。

「今までの活動では報われないことがあった」という彼ら。サビの≪映画みたいな日々じゃないけど≫という歌詞には、そんな感情や経験も込められている。その後に続く言葉は≪あなたを照らす光になれるかな≫だ。

夜に突き刺さるような感情あふれるバンドサウンドで、リアルな感情を乗せて届けるその言葉・その音楽は間違いなく、同じように報われない日々を過ごす誰かにとっての光になる。生きていれば、上手くいかないことばかりで、心がどこまでも落ちてしまいそうになることもあるだろう。なりたい自分になれないことで、光が見えなくなることもあるだろう。

そんな日々を過ごす全ての人に、届いて欲しい１曲だ。

2022年６月15日リリースの1st mini album『光ある街に背を向けて』収録曲『流星群』。

「１年くらい前から書いていた楽曲で、聞きやすい、耳馴染みの良いメロディーを意識して作った。歌詞的には恋愛の曲だが、重くならないようメロディーに疾走感を持たせ中和させた」とコメントをくれた１曲だ。

その言葉通りの、思わず歌いたくなるようなキャッチーなメロディーラインと、心地よく疾走していくバンドサウンド、恋愛の熱い衝動を思い出させるような歌詞の世界観が上手く溶け合い、ドラマチックに響く。どこか青春の匂いも感じられ、聴いていると心が昂る感覚をおぼえるだろう。

「バンドとして成長してメジャーデビューすることを目標にしているが、僕たちはライブハウスでの活動は今後も必ずやっていきたいので、『ライブハウス”ヒーロー”』になれるよう、いつまでも下積み時代を忘れない。そんなバンドになっていきたい」。

この先その注目度はますます増し、実際にメジャーデビューしていくことも想像に難くない。そうなった時にもきっと彼らの根底にあるものは、良い意味で変わらないはずだ。今から追いかけておいて、損のないバンドであることは間違いない。

2022/06/15リリース

【ライブ情報】

これから道標となる “ライト”を探していく

9月9日(金) 東京 Spotify O-crest