福岡県福岡市出身・東京都在住のミュージシャン、Chisa Suetsugu(チサ スエツグ )。


日本語・英語にて、ポップスやジャズスタンダード、ロックにレゲエ等を好んで歌う。

影響を受けた音楽は、クラシック、R&B(1960年代〜)、Reggae(ルーツレゲエ、ダブ等)、アフロビート。

また、幼少期2年ほどアメリカにいた際に聞こえてきた音楽など。

ダブなどに通じる電子音やエフェクトを使ったミックスも愛好している。

大学時代からバンドで歌をうたい、卒業後にはハーモニカも担当。都内を中心にライブ活動を行う。
その後一度音楽から離れるも、2017年にDAW を購入し、同時に作詞作曲を開始。

以降、自身で作詞・作曲・歌唱・ハーモニカ・編曲・イラストなどを手掛け、自主制作CDを制作し、即売会を中心に販売。

各種サブスクリプションでも配信している。




・ぴーなつ虫 2020 remaster full



コミカルな曲調が特徴的な楽曲『ぴーなつ虫』の2020リマスターバージョン。原曲は2018年頃からあった活動初期の曲だ。

ちなみに“ぴーなつ虫”というのは、楽曲制作以外にイラスト制作なども行っている彼女のオリジナルキャラクター。


サウンド的には、何とも言えないゆるさのあるサウンド感とそのキャラクター性がマッチしていて、なんとも心地よい中毒性を生み出している。ただコミカルなだけでなく、メロディーラインやサウンドに時折ダークな雰囲気を香らせるというのもまたポイントだ。


それは例えるならばUSインディーポップを思わせるもので、気が付けば何度も再生してしまい、その度に好きが深くなるような、スルメ曲だといえる。



・"I' m Watching " Music Video



「こちらはイメージ的には暗い感じ。大人だからこその表現」とコメントをくれた楽曲『I' m Watching』。


そんな同曲は、「幼少期に2年ほどアメリカに在住していて、少ない期間だったためネイティブというわけではないが、それでも感覚的に取得しているため、会話等には問題がない」という英語での歌唱となっている。英語の歌唱でもニュアンスを出せるというのは、彼女の一つの魅力であり、強みだろう。


ディープに染み込むようなほの暗さを感じるサウンド感と、妖艶な雰囲気のある歌声、そして映像が、聴く者を作品の中へとどんどん引き込んでいく。ぐっと没入して、現実世界のことを一瞬忘れさせてくれる。そんな特別な吸引力を持つ1曲だ。


・夢幻の花



メロディーからできたという楽曲『夢幻の花』。


「そのメロディーからイメージを拡張していったら、花が見えた。しかし見えた花は現実味のあるようなものというものではなく、曖昧というか現実味のないようなものだった。そこからイメージを言語化していく、というふうに取り組んだときに“夢幻”という表現を、翻訳も手伝ってくれているVtuberの“未知狐(Michiko)”から教えてもらった」という1曲だ。


どこかアラビア感もあるような、独特なサウンド感。しかし奏でられているメロディーラインには、メロディーから浮かんだというのも納得の、キャッチーさがある。その何とも言えない不思議なバランス感覚が、やはりクセになるのだ。


ダンサブルなビート感も、その何とも言えない不思議なバランス感覚を生み出す一因だろう。




「以前は諦めていたサンプラーやDAWなどが安価に手に入るようになり、せっかくこの時代に活動できるのだから、まだまだいろんなことに挑戦をしていきたい。自分の歌やハーモニカの音にも加工を施し、様々な音楽に使用する可能性を追求したい。今後は日本人であることを生かしたオリジナリティーのある楽曲をもっと制作し、MVの制作なども進めていきたい。ボーカロイド、メタバース、興味は尽きない今日この頃です」と話す彼女。


さらに「第一回から出展しているMusicVket、NeoketやM3などを目安に、今年も活動していく。特にM3では毎回欠かさず新作を発表している」との情報ももらっているので、この先の活動にも期待は高まる一方だ。さらに現在メタバースでの活動も視野に入れ勉強中でもあるとのこと。

早速その活動の第一弾として、メタバース上でのアイドルユニット「あみのθさぷり」への曲提供、メンバー『ロイシン』としての参加が決定がしている。こちらは7月7日に活動開始予定。


その唯一無二の個性を、是非チェックし続けていっていただきたい。