2010年から2018年に全国で活動したスリーピースバンド『ジョゼ』のVo./Gt.羽深創太による新プロジェクト、GIOVANNI。
特徴的なのは透明感の高い歌声と抜群のコードセンス。さらに日常を切り取る、寄り添うような歌詞。
誰もが感じる喜怒哀楽をあくまでもキャッチーに、つい口ずさみたくなるメロディーラインにのせて聴き手に届ける。
・GIOVANNI「なあなあ」MV
2022年3月9日リリースの1stフルアルバム『batn qaytus』に収録されている楽曲『なあなあ』。
繊細な鍵盤の音色と透明感豊かな歌声がマッチし、キレのあるリズム隊がそこにノリの良さを加える。冒頭からしてすぐに、GIOVANNIというプロジェクトのサウンドのクオリティの高さが分かるだろう。
そんな質の高いサウンドにのせて、≪なあなあにしてきたツケが来ると知っていて なあなあの現在はそれなりの未来≫と歌う。その言葉が深く刺さるという人も多いのではないだろうか。
なあなあの世界を降りて、走りだしたくなる。その先に光を見たくなる。そんな作品だ。
・GIOVANNI「鯨」MV
同じく1stフルアルバム『batn qaytus』収録曲『鯨』。
先の『なあなあ』は、切れ味の鋭いバンドサウンドが光るロック色の強い作品だったといえるだろう。こちらの『鯨』は、より穏やかに、そしてエモーショナルかつドラマチックに、切なげなサウンドと歌声を響かせる。メロディーラインも含めて、よりキャッチーな作品だといえるだろう。
≪泣きそうだ 君が居なくて 浅い海で動けない僕は鯨≫と歌うこの楽曲は確かに切ない。ただ、それだけではなく≪帰る場所はないけど帰ろう≫≪立ち止まったら思い出すから行先などないけど行くのさ≫とも歌う、前を向かせてくれる作品でもあるのだ。
じんわりと心に沁みて、照らしてくれる。
【リリース情報】
GIOVANNI「batn qaytus」
発売日:2022年3月9日
少年のような透明感のある歌声、多彩なコードセンス、独特の視点から日常に寄り添う歌詞と幅広い楽曲が詰まった一枚となっている。
サポートメンバーとしてKey.ヲクヤマ(TRY TRY NIICHE)、Ba.本田周平(and/indischord)、Dr.佐藤ユウスケ(juJoe/Rubber Johnny/Marmalade butcher/Rhythmic Toy World)が参加している。すでにライブの定番でもある「なあなあ」「スーパードライ」「檸檬堂」「難破船で笑う」等が収録されており、弾き語りで披露している「鯨」やジョゼ時代の人気曲「溺れる」は新たなアレンジで収録された。アルバムタイトル「batn qaytus(バテン・カイトス)」とはくじら座を意味する言葉であり、切なさを抱いて生きていく象徴的な楽曲「鯨」から名付けられている。
https://tower.jp/item/5333941/batn-qaytus
3.なあなあ(https://youtu.be/_4G6wcAMlKU)
5.難破船で笑う(https://youtu.be/DJbTOM3q73g)
6.ざわめき for Tonight(https://youtu.be/eoDdernBiGU)
7.彷徨うアルファルド(https://youtu.be/sZaJy54TBLc)
10.鯨(https://youtu.be/bia3-xFECw4)
■各サブスクリプションにて配信中
https://linkco.re/nVdQDAZ8?lang=ja
2022/09/02(金)@渋谷La.mama
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