香川県・丸亀市出身のシンガーソングライター、髙木誠司。


音楽教師の祖父と元国語教師の母を持つ。

大学進学を機に神戸に転居。神戸大学軽音学部に所属し、2005年より神戸を拠点にバンドHippogriffのVo.&Gt.として活動。

2010年の同バンド解散を機に、シンガーソングライタースタイルでの活動をスタート。


その後、東京に拠点を移し、2016年にはTHE HOOPERS 5th Single表題曲『ラブハンター』(作詞作曲)で作家デビュー。以降、関ジャニ∞ 35th Single表題曲『罪と夏』(作詞作曲)、37th Single表題曲『NOROSHI』(作詞)、SixTONES 2nd Sigle『NAVIGATOR』(作詞作曲)などの作品を提供。


現在は、ソングライター・シンガーソングライター・ボーカルトレーナー・ボーカルディレクターと様々なキャリアを横断的に活動するマルチプレイヤーとなっている。


ギター1本弾き語りと言うシンプルなスタイルだからこそ際立つ、高水準の"曲の力"、"言葉の力"、"歌の力"。それらに裏付けされた、観るもの皆が息を飲む集中力の高いステージは、オーディエンスのみならず多くのミュージシャン達からも高い支持を集めている。




・ブーゲンビリアに雨



2018年にリリースした1st Full Album『Beautiful Journey』に収録されている楽曲『ブーゲンビリアに雨』。


刻むようなリズムに、滑らかで美しいメロディーライン、そして伸びやかに心を捉える歌声。一聴して「良い曲に出会えた」という感覚をおぼえる1曲だ。特にサビのメロディーラインの瑞々しさは抜群で、一度聴いただけなのにいつまでも頭に残り、次のサビの時点では思わず一緒に歌いたくなってしまう。


この楽曲を聴けば彼のシンガーソングライターとしての能力の高さを感じると同時に、髙木誠司という音楽家が、作家として様々な作品の提供に至る理由もよく分かるだろう。



・いのちのゆらぎ



同じく1st Full Album『Beautiful Journey』に収録されている楽曲『いのちのゆらぎ』。


弾き語りも映えそうな柔らかい雰囲気のメロディーラインと、どこかノスタルジーを孕む感情的な歌声に、ぐっとくる1曲だ。そのエモーショナルな歌声が、聴く者の記憶や感情とリンクし、共鳴する。


またやはりここでも、サビのキャッチーな爆発力が発揮されているというのも特筆すべきポイント。バッキングも音運び自体も、そしてもちろん歌声においても盛り上がりが抜群で、そこで一気に共鳴度が増していく。


この楽曲もまた、歌いたくなる作品であることは間違いない。


・高木誠司 - You're Beautiful (アルカラ pre. ネコフェス2019 at KOBE CHICKEN GEORGE)



やはり1st Full Album『Beautiful Journey』に収録されている楽曲『You're Beautiful』。こちらはそのライブパフォーマンス映像だ。


アルバムにおいては、弾き語りで始まり、そこからバンドサウンドに彩られていく同曲だが、このパフォーマンスでは弾き語りプラスサポートギター1本という編成で披露されている。


元々メロディーラインが感傷的で美しい楽曲だが、弾き語り編成になることによって、さらにメロディーラインが引き立ち、歌声に込められた感情も強く発揮されているように感じられる。


ライブにおいても落ちることがない、むしろより増しているように感じられるその表現力によって、どんどんと楽曲の世界観の中に引き込まれ、聴き入ってしまうだろう。



・髙木誠司1st Full Album「Beautiful Journey」トレイラー



上掲載3曲を収録した、1st Full Album『Beautiful Journey』のトレイラー映像。


『いのちのゆらぎ』に始まり、フォークを思わせるようなメロディーラインに惹かれる『春は近い』。そのタイトル通り、クラシカルなロックやカントリーロックを思わせる『ROCK N ROLL or DIE』。そのメロディーラインの美しさとサウンドの美しさが絶妙に絡み合う『旅にでよう』。突き抜けるパンチ力がある『Bad Company』。切れ味鋭いバンドサウンドとメロディーラインがクールな『YABABABA』など、とにかくバラエティに富んだサウンドで彩られている作品だといえる。


飽きずに聴けるというのはもちろんのこと、この作品を通して聴くことで、彼がどんなサウンドに対しても抜群にキャッチーなメロディーラインを乗せられる音楽家であることがはっきりと分かる。




「今後は作詞作曲家をはじめ、様々なキャリアを通して磨いてきた経験・技術を、改めてアーティストとしての活動にもフィードバックし、積極的にアウトプットしていきたい」と、この先の活動について話す彼。さらに「今後も共に歩んできた音楽仲間たちとアグレッシブに互いに影響を与え合う関係を守っていきたい」と言葉を続けた。


2023年11月にはワンマンライブも開催予定。「そこに向けて新作の制作も進めていきたいと思っているので楽しみにしていてほしい」とも語ってくれているので、その時を楽しみに、この先の活動を追いかけていただきたい。




【リリース情報】


2023年 秋頃
2nd Albumリリース予定



【ライブ情報】


▽2022年
10/29(土)高松RUFFHOUSE(w.稲村太佑(アルカラ))
10/30(日)岡山・赤磐市法慶寺(w.稲村太佑(アルカラ))
12/20(火)神戸 live music club PADOMA
(w. 山下英将[folca] / 村上達郎 / 今村モータース/井上貴博(Gt.爲川裕也/folca)/西海岸ヤバ男[オテモトチョップスティックス])

▽2023年
1/7(土)神戸 live music club PADOMA(w.稲村太佑(アルカラ) / 大石昌良)
11/23(木) 神戸 live music club PADOMA

※ワンマン公演「The Pen & The Tongue 〜筆と舌〜」