
奈良県出身のシンガーソングライター、つきみるく。関西のライブハウスやストリートを拠点に活動を続けている。彼女の魅力は、一度聴けば耳を離れない透き通った甘い歌声。ほろ苦くも愛おしい青春を紡いだラブソングが、聴く者の心を揺さぶる。
活動の原点は2018年春。大学時代にギターを手に取り、そのキャリアをスタートさせた。同年10月には「MIKROCK'18」の出演をかけたオーディションで準優勝を果たし、初の野外フェス出演を獲得。翌2019年2月には三国ヶ丘fuzzでの初バンドワンマンを満員御礼で成功させる。勢いは止まらない。同年10月に「MIKROCK'19」オーディションで優勝。さらにLive&kitchen歌う魚主催「輝け!歌う魚グランプリ2019」では、約70組の頂点に立った。
2020年から2025年にかけては、2022年を除き毎年ワンマンライブを開催。奈良出身でありながら大阪でライブを行うことが多く、愚直にステージを踏み重ねてきた。特に大きな転機となったのが直近の1年間だ。毎月自ら企画ライブを敢行。ワンマンやツーマンを通して多様な演者と共演し、より多くの人々に応援してもらえる存在へと成長を遂げた。
さらに2025年5月の「大阪城音楽堂HANAMICHIFES」出演に向け、ほぼ連日の路上ライブを敢行。その甲斐あって1位の座を掴み取り、150枚以上のチケットを手渡すに至る。こうした怒涛の活動を経てファン層を大きく広げた昨年は、本気で音楽と向き合っていく姿勢を示す大きなきっかけとなった。近年は配信活動にも力を入れ、新たなファンとの出会いを生んでいる。
以前は自身の活動に自信を持てずにいた彼女。しかし、数々の果敢な挑戦と確かな実績を重ねる中で、「まず、挑戦する」という姿勢の大切さを実感するようになったという。今回はそんな成長を続けるつきみるくの魅力に迫る。
youth /作詞作曲つきみるく 伴奏pf.青海
温かなアコギの爪弾きとまっすぐな歌声から静かに幕を開ける本楽曲。1コーラスを情感豊かに歌い上げた後、優しく寄り添うようにピアノが音像へと加わっていく。
アコースティックギター、ピアノ、そして彼女の歌声。削ぎ落とされたシンプル極まりない編成でありながら、展開するアンサンブルは極めて濃厚だ。鍵盤と弦が織りなす重厚な響きに乗せて、言葉がひとつひとつ丁寧に紡がれていく。一瞬で空間の空気を塗り替えるような、澄み切った甘い声の存在感。
タイトルが示す通り、青い季節の情景と感情の揺らぎが鮮やかに浮かび上がるナンバーだ。ノスタルジーを帯びた旋律が、過ぎ去った青春の記憶を優しく刺激する。
現在は音源のレコーディング作業が着々と進行中。現状はサブスク未配信となっているため、音源のリリースを心待ちにしていてほしい。さらに音源の完成に伴い、ミュージックビデオの制作も視野に入れている。ライブ活動においては、自主企画の規模をさらに拡大させていく構想だ。
恋愛リアリティ番組が大好きだという一面も持つ彼女。いつか自身の手がけた恋愛ソングが作品の主題歌として起用される日を夢見ている。そして活動当初から抱き続けている最大の目標。それは、敬愛するクリープハイプと同じステージに立つことだ。失敗を恐れず挑戦を続ける彼女の足跡から、今後も目が離せない。
【LIVE】
2026/9/26(土)心斎橋歌う魚
つきみるく弾き語りonemanlive
guest 森本真伍(soratobiwo) start18:45〜
2027/2/10(水)心斎橋JANUS
つきみるくBandSet Birthday One-Man Live start19:00〜