2021年に始動した音楽プロジェクト、DURDN。
韓国をルーツとする現在24歳のシンガーのBakuと、韓国アイドルグループ=IZ*ONEへの楽曲提供や、
自身のユニット“ひみつのネリネ”でもその多彩な楽曲スタイルを披露するトラックメイカー、SHINTAと
トップライナーyaccoによるプロデュースデュオ=tee teaの3名から成るDURDNは、
洗練されたダンスポップサウンドで独自の世界観を築き、着実に注目度を高めてきた。
1月にシングル「Conflict」でデビューするといきなり多くのプレイリストにピックアップされるなど
話題を呼び、4月にリリースした「忘れたいね」は多数のラジオ局でOAを獲得。
J-WAVE TOKIO HOT 100最高位38位を記録している。
7月には初となるEP「Vacation」を、8月にはソニーミュージックインターナショナルより
最新シングル「イカしてる」をリリースし、その勢いはとどまるところを知らない。
プロジェクト名の由来は、カルト的人気を誇る映画「ファイト・クラブ」で
ブラッド・ピットが演じた主人公タイラー・ダーデンから。
2020年代ポップスシーンの新星として、今後ますます期待が高まる存在だ。
・DURDN - 忘れたいね(Wasuretaine) [Visualizer]
ラジオを中心にメディア上でも大きな話題を呼んだ楽曲「忘れたいね」。
それまではR&B色が強かったDURDNだが、この曲では80sのビートを意識したという。
女性的なワード選びによるどこか退廃的な歌詞のストーリーと
エレクトロポップ的なサウンドが一体になることで、
ディープでありながらも軽快な聴き味になっているのが印象的だ。
・DURDN - Conflict [Official Lyric Video]
DURDNのデビュー曲であり、結成後前にBakuが初めて持ち込んだ
デモを元に制作された曲だという「Conflict」。
ミニマルなビートとジャズの要素も取り入れたコードが
落ち着いた空気感を作り上げる中に彼のアンニュイなボーカルがマッチした、
心地よい揺らぎを感じさせるミディアムナンバーだ。
この時点でプロジェクトとしての個性や確かな完成度を感じさせる仕上がりになっていて、
いきなり多くのプレイリストに入って注目を集めたのも納得できる。
DURDNの始まりの一曲としてぜひ聴いてみてほしい。
・DURDN - City Drive [Visualizer]
7月にリリースされたEP「Vacation」の収録曲のひとつ「City Drive」。
タイトル通りのテーマを持つナンバーで、イメージは「韓国のソウルと日本の東京のドライブ」だそうだ。
音源リリースを毎月行っており、今は何よりそれを
リスナーにも楽しみにしてもらいたいと語っているDURDN。
今後は海外とのコラボレーションなどにも挑戦していきたいと
考えているそうで、彼らの新展開に期待が高まる。
また、コロナ禍の情勢が落ち着いたらライブも開催したいと考えているそうで、
リアルの場で彼らが見せるパフォーマンスにも今から注目したい。
DURDNの活動の最新情報は、SNSなどから要チェックだ。
