歌とゲームを中心に幅広いコンテンツを発信して多くのリスナーを魅了するバーチャルYouTuber、酢酸かのん。


「歌う発狂清楚系Vtuber」をキャッチフレーズに掲げる彼女は、YouTubeをメインプラットフォームに個人勢として活動中。APEXや荒野行動などゲーム配信を行い、一方で「酢酸」名義で歌ってみたカバー動画も多数公開し、Vsingerとしても人気を博してきた。


ゲーム配信メインのチャンネルでは登録者数24万人を、歌メインの「酢酸 / SAKUSAN」チャンネルでは登録者数13万人を突破し、動画の総再生回数は両チャンネル併せて2000万回に迫る勢いを見せている彼女。現在のバーチャルシーンの中でも一際大きな注目を集めており、今後のさらなる躍進が期待されている。




・残響散歌/Aimer ド派手に歌ってみた【酢酸】「鬼滅の刃」遊郭編 オープニング/ DemonSlayer op/鬼灭之刃 op cover



2021年末に公開され、再生回数が既に90万回を突破しているのが、アニメ「鬼滅の刃」遊郭編のOP曲としても知られるAimerの「残響散歌」の歌ってみたカバー。


アニメ「鬼滅の刃」が大好きで、初めてこの楽曲を聴いた時に絶対歌おうと決めたという酢酸かのん。Aimerへのリスペクトを込め、歌い方なども本家に近くなるよう表現しているという。なかでもサビと冒頭の部分が注目してほしいポイントだそうだ。


歌ってみた動画ではたくさん聴き込んで歌詞を自分の中に落としこみ、歌詞の内容に合わせて感情を込めて歌っているという彼女。曲ごとに「歌っている人が違う」と評されているそうで、その多彩な表現力と圧倒的な歌唱力が見どころとなっている。


まずはこの動画から、酢酸かのんの歌動画の世界に触れてみてほしい。



・『KING』×『EYE』×『エンヴィーベイビー』Mashup 歌ってみた【酢酸】



人気コンポーザー・Kanariaの楽曲3曲を巧みに融合させたこのマッシュアップ動画では、よりアグレッシブな酢酸かのんの歌唱を体感できる。

ひとつの動画の中でも曲ごとにイメージに合わせて歌い方を変え、オリジナルの合いの手を入れたりと、創造性豊かな動画に仕上がっている。


もともとマッシュアップ作品が好きで自らも作る側になった彼女は、本作では音楽面・映像面ともにクリエイターとしてのこだわりと技術力を発揮。「映像・音楽通してボリューミーな作品なので、満足度高く、さくっと観ることができると思います」と本人も語ってくれている。


また、歌動画のMVは全て自作だそうで、1作ごとに時間をかけてこだわり、映像と音の両方で楽しんでもらえるように仕上げているという彼女。本作の映像面の演出にも相当なこだわりが込められており、特にラスサビの編集が最大の見どころだそうだ。


・点描の唄 - Mrs.GREENAPPLE (feat.井上苑子)歌ってみた 「~昼下がりのジャマイカ × 酢酸 ver.~ 」



100万再生を突破し、酢酸かのんの歌動画の中でも最も多い再生回数を記録しているのが、Mrs.GREENAPPLE (feat.井上苑子)の「点描の唄」のカバー。


人気荒野行動実況者のジャマイカ氏とコラボした歌ってみた動画で、ストーリー性豊かな原曲とエモーショナルな男女ツインボーカルによる歌唱が一体になって、緩急と感情のある作品に仕上がっている。


本人曰く「まだ清楚系の側面しか出ていなかった(?)頃の作品」だそうで、透明感のある繊細な歌唱を聴くことができるのが見どころ。こうした感情をしっかり込めるバラード楽曲は、のびのびと歌っていると気持ちがいいという。


さまざまなテイストの楽曲を歌って、ギャップを見せていきたいと語っている彼女。攻撃的な曲からバラードまで、多彩な選曲とともに変化する歌唱にこれからも注目していこう。




現在進行形で活動の幅を広げ、2022年5月にはDECO*27の人気曲「ヴァンパイア」「アニマル」「シンデレラ」のマッシュアップ動画を新たに投稿している酢酸かのん。

https://youtu.be/D2BwloA4BwQ


最近ではavexのクリエイターサポート「muchoo」の協力もあって歌配信による収益化が可能となり、生配信をするようになったという。配信はファンからの反響も良く、今後も続けていく予定だそうだ。


また、現在の目標は「今年中に初のオリジナル楽曲を出す」ことだという彼女。今後のさらなる活躍から目が離せない。

酢酸かのんの活動の最新情報は、YouTubeチャンネルやTwitterから要チェックだ。