シンガーソングライターのリョコ、いちろー(ex. 東京カランコロン)、shizupi(ex. Chelsy)、 中江太郎(butterfly inthe stomach)が結成した新バンド、wagamama。


2022年3月にいちろーのソロワークスとしてリリースした『Do It Right』でフィーチャリングしたRyoko(リョコ)、音源に参加したshizupiと中江太郎が意気投合し、バンドとして楽曲を制作するに至る。


いちろーの唯一無二のポップネスを持った楽曲にリョコのハイトーンボイスが重なり、リズム隊の作り出すグルーヴがリスナーの体を揺さぶる。
そしてリョコが描く淡く苦い、等身大のリアルな感情が胸に刺さる。
大胆不敵に鳴り響く、ワガママポップ。

そんな彼らが2022年7月10日に、1st EP『Strawberry Flavor Sick』をリリースする(各種サブスクリプションサービスでは配信中)。
ここではその中から2曲紹介していきたい。




・wagamama - I.F.S.G. (Official Music Video)



1st EP『Strawberry Flavor Sick』は、EPを通して、「不倫という報われぬ恋愛をやめて新しい生活を歩んでいくためのストーリーになっている」という。


そんなEPの1曲目に収録されているのがこの楽曲『I.F.S.G.』だ。

それだけにこの楽曲で描かれているストーリーは、所帯持ちの男と不倫しているという内容。


内容だけ聞くととてもドロドロした楽曲を連想するが、ここで鳴らされている音は、お洒落でファンキーでグルーヴィーな、まさしくワガママポップ。決して不倫の曲とは聴こえないサウンド感と、その内容とのギャップが面白く、魅力的だ。





・wagamama - NO! NO! NO! (Official Lyric Video)



同EPの4曲目に収録されている楽曲『NO! NO! NO!』。


「元彼の不倫男から電話がかかってきてふざけんなというストーリー。アウトロの電話での会話の音声にも注目してほしい」と話す同作では、スマートフォンによって見せるリリックビデオも発想が面白く、見応えがある。


しかしより注目したいのは、その心地よいノリと、≪愛などない今は 酔い覚めて≫と歌う歌詞の世界観だろう。スカッとするような歌詞の世界観とノリの良さ、さらには≪NO! NO! NO! NO! NO!≫というコーラスも気分を高めてくれるので、聴いていて高揚感を覚える人も多いのではないだろうか。




「曲はコンスタントに出していきたいので楽しみにしていてほしい。メンバーたちでは、フェスに出たいという話もしている」というwagamama。
その抜群のノリはフェス映え間違いなし。大きなステージでその深いノリを楽しめる日もそう遠くないだろう。
もちろん新曲も含め、期待してチェックしておいてまず後悔はしないバンドだ。


【リリース情報】



2022/7/10 CDリリース

1st EP『Strawberry Flavor Sick』
各種サブスクリプションサービスにて配信中

『Strawberry Flavor Sick』収録曲
01. I.F.S.G.
02. Stand Up
03. Like
04. NO! NO! NO!

※CDのみのボーナストラック
05.Do It Right(Live at 下北沢Flowes Loft) 



【ライブ情報】


2022年7月10日 (日)

wagamama presents
『wagamama ja night! Vol.1』
@下北沢Flowers Loft 
Open 18:00 / Start 18:30
前売り ¥3,000 / 当日 ¥3,500 (+1Drink) 

※SOLD OUT

※配信チケット現在販売中

https://loft-prj.zaiko.io/item/348691