2020年5月よりYouTubeをメインに活動を始めたVTuberであるローズ・ロアンヌ。歌とアドベンチャーゲーム・ノベルゲームのフルボイス実況を中心に、APEXのゲーム実況も行っている。
彼女の配信の魅力は、ラジオ感覚で楽しめること。親近感を感じさせるキャラクターと、麗しい見た目で多くのファンを虜にしている。
彼女には、今後APEXの大会にIGL(In game leader)として出場したいという目標があるのだそう。以前、大会に出た際に優勝はできなかったものの、1位を取ることができた試合もあり、「苦手だったことでも自分の努力次第でちゃんと結果を出すことができるんだ!」と自信に繋がったのだという。
また、ファンからも「自分も頑張ろうと思えた」、「努力が実を結んでいるのを目の当たりにして感動した」という声が上がり、その経験は、音楽イベントに出演することを目標に活動していた彼女がゲームを本気で取り組み始めるきっかけにもなった。
・【歌ってみた】ロミオとシンデレラ/Romeo and Cinderella 【Covered by ローズ・ロアンヌ】
dorikoが制作したボカロ曲「ロミオとシンデレラ」のカバー動画。ローズ・ロアンヌが昔から大好きな曲であり、活動を始める前からずっとこの曲を歌ってみたいと思い続けていたという作品だ。
この曲はキーが高く、歌い上げるのが難しかったのだそう。初めての歌ってみた動画だったこともあり、たくさんの練習を重ね、不安と期待を抱えながら投稿したという。その結果、ファンから届いたのは「歌声と曲の雰囲気がぴったり」などという嬉しい感想。彼女の自信にも繋がったそうだ。
また、MVのイラストを描いてくれたのは、彼女のママであるHIRO氏(@HIRO16383356)。たっぷりの愛が込められた映像にもぜひ注目して欲しい。
・【歌ってみた】HoneyWorks 『可愛くなりたい feat.成海聖奈(CV.:雨宮天)』【Covered by ローズ・ロアンヌ】
HoneyWorksが制作した楽曲「可愛くなりたい」のカバー動画。ローズ・ロアンヌが活動1周年記念でアップした記念すべき作品だ。
今までの作品の中で、一番力を入れて作ったというこの動画。自分の気持ちとリンクする歌詞であり、「なかなか言葉にできない想いも、歌に乗せて届けばいいな」という思いを込めたという。
普段は「ローズ様」と呼ばれている彼女だが、この楽曲では可愛らしい一人の女の子である「ローズちゃん」というイメージで歌ったそう。彼女は「活動では楽しい部分しか見えないかもしれないが、実際は色んなことを考えたくさん悩んだりしていて、その上で”今の私”があるんです、みんなには言わないですけどね」と話してくれた。
・【歌ってみた】Happy Halloween【Covered by ローズ・ロアンヌ】
Junkyが制作したボカロ曲「Happy Halloween」のカバー動画。彼女のちょっぴりいたずらっぽい歌声が印象的な作品だ。
彼女がこの動画をアップしたのは、2021年のハロウィンの時期。ローズ・ロアンヌは、「後半のセリフパートが聴きどころ」と教えてくれた。また、「ひとつ ふたつ」という歌詞ではウィスパーボイス使い分けや重ね撮りもしているため、ぜひその部分も楽しんで欲しい。
彼女は、この先、コラボでも歌ってみた動画を制作したいという願望があるのだそう。ぜひ今後の展開を楽しみに待ちたい。
この先の活動では、オリジナル楽曲の制作や、ライブや音楽フェスなどにも出演していきたいという彼女。ゆくゆくは3D化して、音楽でリアルイベントをやりたいという夢もあるのだそう。
YouTubeでは、年内にチャンネル登録者数1万人を目指して努力を積み重ねている。リスナーからの期待の声に応えたい気持ちもありつつ、「頑張りすぎてオーバーワークになって活動を辞めてしまう方もたくさん見てきたので、無理をせず長く続けることを大切にしたい」と話した。
日々見続けてくれるリスナーには、感謝の気持ちが大きいのだそう。
実は、活動を辞めようかと悩んだ時期もあったそうだが、「配信楽しかった!」「また次回も楽しみにしてるね」「ローズ様のペースでいいからずっと続けてほしい」というリスナーの声援のおかげで今も活動を休止することなく続けられていると話した。「なんだかんだずっと配信してくれている」「ローズ・ロアンヌは辞めない」という安心感を持って欲しいと活動に対する思いを語ってくれた。
彼女の歩む道の先には、どんなものが待っているのか。これからも目が離せない。