力強く歌いつつ、スっと心の隙間に溶け込む感情表現が得意な歌い手、うさぎちゃん。

「私に関わってくれる人達みんなを笑顔にしたい!」

人を甘やかすことが大好きで大得意。博愛主義のうさぎ。
「離れていても心はそばに」

活動のスタートは2022年3月4日。
いつか歌で表現活動をしたいとは思っていたが、自分を発信する方法が何もわからなかった。
ところがあるとき突然『歌い手』というものを知り、これなら自分でもできると思い、挑戦してみることに。


もともとは自分が人前に立つ、ということがあまりイメージ出来なかったが、昔から「誰かに影響を与えたり、支えたりすることができるような人になりたかった」という思いがあり、歌い手は自分が理想としていた表現方法といえた。


『うさぎちゃん』という名前は、 子供の頃から大事にしているうさぎのぬいぐるみから。

名前をつける際、有名人の名前によく入っている文字の傾向(例:全部ひらがな、親しみやすい等)を検索したところ、その条件にも合っていた。


歌う曲は、リクエストをもらった曲か自分が好きな曲。季節や流行りも意識しているが、何よりも自分らしさを出すことを大事にしている。

歌詞の意味を汲み取って歌えるように意識しているというのも一つの特徴。


主な活動は、歌ってみた動画の投稿と、ツイキャスでの雑談やゲーム、弾き語り配信。

更新頻度は歌ってみたを月イチ、配信は週3回くらいを目標として活動している。




・私は最強 Cover/うさぎちゃん



「1周年記念で投稿した作品。自分が考えていることや悩んでいること、感謝の気持ちと歌詞がピッタリだった。尊敬していたミキサーさんに依頼することができたので、個人的に思い入れが強い動画」とコメントをくれた作品『私は最強』のカバー。


Ado特有ともいえるようながなり感も携えつつ、より溌剌とした雰囲気で響いていくというのが、うさぎちゃんバージョンの『私は最強』の特徴だといえるだろう。


明るさをもって響くその歌声は、聴く者の心のもやもやや負の感情を吹き飛ばしてくれる。背中を押してもらいたい時に、是非聴いていただきたい1作だ。



・ラヴィ/Cover うさぎちゃん



「普段は余計な声色を作らずに自分の声で歌うことを意識しているが、この曲はパートによっていろんな歌い方ができる曲なので、はじめて声色を作って歌い分けをしてみたという実験作。自分的には納得のいく仕上がりになったので、他の曲との雰囲気の違いを楽しんでもらいたい」と解説してくれた1本『ラヴィ』のカバー。


その言葉通り、この作品の大きな魅力は、1曲の中で彼女の様々な表情を見ることが出来るという点にあるだろう。どこか色気に溢れた歌声だったり、可愛い雰囲気の歌声だったり、ラップパートで聴かせるようなダークでクールな歌声だったりと、とにかく多彩で、その多彩さに引き込まれる。


何度聴いても楽しい1曲だ。


・シャルル/Cover うさぎちゃん



「新しい歌い方をしていくきっかけとなった動画。この曲を投稿する前に声を枯らして3ヶ月くらい歌えず、そこから復帰して初の作品。前から歌い方が変わってしまった意識もあったが、むしろその変化は評判がよかった。イラストもMVもすべて自作。本家に寄せつつも、自分らしさを出すことができた」。そんな風に話す1作『シャルル』のカバー。


同曲はサビでのハッとするような高音や、ロックサウンドでありながらも何ともお洒落な雰囲気を放つサウンド感が特徴的な1曲だといえるだろう。もちろん、歌詞の独特な切なさも一つのポイントだ。


彼女はそんな同曲を、サウンドに負けず劣らずのお洒落な雰囲気かつ、切なさをじっくりと歌い上げるようなしっとりとした歌声で描き上げる。どこか大人なムードを漂う別れの歌に仕上がっているといえるのではないだろうか。




「人に影響を与えられる歌手になることが目標。でも何かをバズらせたいというよりも、誰かの心の支えになりたい。かつて天然石のアクセサリーに携わる仕事をしていたときに、お客様の話をヒアリングしながらアクセサリーを作る仕事だった。その経験を活かし、人に寄り添って喜んでもらえるような歌を歌っていきたい。そして、体調を崩すことなくコンスタントに活動を続けること。常に身近に感じてもらえるような活動者になりたい」。


この先の目標について話を聞いてみると、彼女はそんな風に答えてくれた。個性的でもあり、たくさんの共鳴を生むような共感力も覚える歌声の持ち主である彼女の歌は、きっとこの先も多くの人の心に触れていくことだろう。


心に影響を与える音楽を探している人に、おすすめしたいアーティストの一人だ。