大正7年9月10日生まれの永遠の16歳、御来屋久遠。
本来は大正15年で終わるこちらの世界とは違う、大正23年に生きる。
大正時代に生きながらも、“こっち”の世界とバーチャルを介して行き来している。
生みの親(元プロデューサー)はYouTuber『セナ』。
現在はハイパースーパー個人Vtuberとして奮闘中!
「大正昭和を股にかけ
もひとつ平成ひと跨ぎ
令和を超えてやってきた傾奇者
《圧倒的百年前の女》
その名も久遠、御来屋久遠じゃッ!」
・チュルリラ・チュルリラ・ダッダッダ!(covered by 御来屋久遠)
「いつも以上にはっちゃけて歌っている」という『チュルリラ・チュルリラ・ダッダッダ! - 和田たけあき(くらげP)』のカバー。
「清く正しくではあるが含みのある歌で、その闇部分をがなり声で表現している」というその言葉通りの勢いのある歌唱と、色気を感じるような抑えた歌唱との抑揚が抜群に心地よい。
抑えた歌声の色気で惹きつけられて、強い歌唱の勢いでぶち上げられる。
楽曲の雰囲気と表現・歌声がすごく合っているということもあって、原曲を知らない人の中には、これを彼女のオリジナル楽曲だと思う人も多いのではないだろうか。
・WindClimbing~風にあそばれて~(covered by 御来屋久遠)
2021年9月10日、誕生日に出した作品『WindClimbing~風にあそばれて~』のカバー。
リスナーからのリクエストに応えた楽曲。
この曲ではリスナーに向けて感謝の気持ちを込めて歌っているという。
≪誕生日を迎える度に 何を祝うのかがずっとナゾだった≫という、この日にピッタリの歌詞で始まる同曲。
そこだけ聞くと暗い曲のように思えるが、その実この楽曲は≪どうにもならない今日だけど 平坦な道じゃきっとつまらない≫≪きみと生きていく明日だから 這い上がるくらいでちょうどいい≫と歌う、前向きな楽曲だ。
そんな楽曲だけに彼女も、前向きに立ち向かっていけるようにという願いを込めて歌い上げているそうだ。
その明るく澄んだ歌声は、心を照らしてくれる。
聴き終わるころには自然とポジティブなパワーが湧き上がってくるだろう。
・ロキ(covered by 御来屋家)
御来屋久遠と御来屋春秋によるお茶の間ほんわかユニット『御来屋家』による、楽曲『ロキ』のカバー。
相方と「ひたすら楽しく歌っている」と言う通り、冒頭から楽しそうな賑やか感がある。
二人の歌声の明るさや華やかさやリズム感の良さ、さらには表情が見えるような表現力の高さによって、テンションが上がるカバー作品となっている。
中毒性も高く、気が付けばこのカバーが聴きたくなる。
そうして何度聴いても、その度テンションを上げてくれるので、気持ちが上がらない日に、自分にスイッチを入れるために聴くのもおすすめできる。
今後の目標は「ソロでの3Dライブ開催」だという彼女。
「そのためにもオリジナル楽曲なども今後は作っていきたい」と期待が高まる話もしてくれた。
期待が高まるということでいえば、「9月10日にはカバーアルバムも出る予定」という情報ももらっているので、是非期待して待っていていただきたい。