沖縄生まれ沖縄育ちの3人組バンド「seven oops(セブンウップス)」。

2004年に結成され、2011年にEPICレコードよりメジャーデビューを果たした。


NANAEの伸びやかで力強い歌声とKEITAの作曲センス、MAIKOの自由なライブMCを武器に多くのファンを獲得。

アニメ「NARUTO-疾風伝-」「四月は君の嘘」、映画「今日、恋をはじめます」、ドラマ「勇者ヨシヒコと導かれし七人」などのテーマソングを担当。

作品の魅力を存分に引き出す楽曲で、その存在感を示した。


2020年、事務所を独立し株式会社oopsを設立。

2023年、独立初のデジタル配信リリースやベトナムアニメフェス参戦、アルバム制作と精力的に活動している。




・seven oops『夜明け』【OFFICIAL MUSIC VIDEO】



seven oops 14枚目のシングル「夜明け」。

コロナ禍で作成され、みんなで一緒に前に突き進んでいこうというメッセージが込められた楽曲だ。


独立して初のMVである本作は、沖縄の平和通りで撮影したのだそう。

バンドとして初めてのワンカット撮影で制作が行われた。


実は当初の撮影日が曇りだったため、撮り直しを行ったというこだわりの映像。

seven oopsはこのMVについて「曲の後半でアーケードを抜けた瞬間、夜明けになるように調整するのが大変だった」と話してくれた。

今ではseven oopsのライブに欠かせない人気曲となっている。



・seven oops「この島で」MV(4th ALBUM「songs for...」収録)



2018年11月7日にリリースされた4thアルバム「songs for...」に収録されている楽曲「この島で」。

「鮮やかな夕焼け」「青く澄んだ海」と沖縄で生まれ育ったseven oopsならではの歌詞が並ぶ楽曲だ。


ゆったりとしたサウンドに乗せて、ボーカル・NANAEの澄んだ歌声が響く。

ラジオなどで本楽曲を耳にし、一目惚れならぬ「一聴き惚れ」したファンも多く、動画のコメント欄には愛のあるコメントが多く寄せられている。


また、本楽曲は50周年を迎えた沖縄森永乳業のCMソングにも起用された。

seven oopsらしさが存分に詰め込まれた一曲を楽しんで欲しい。


・『Home town〜わったーまちぐゎー!〜』



コロナ禍で静まり返ってしまった那覇の商店街を盛り上げるべく制作された楽曲「Home town〜わったーまちぐゎー!〜」。

「まちぐゎー」は沖縄の方言で商店街を意味する言葉だ。


商店街から依頼を受け、リリックビデオも自分たちで撮影したという本作。

seven oopsは「戦後の貴重な資料写真を使い、今と昔の変化を感じる内容になっています」と教えてくれた。


那覇で生まれ育ったseven oopsは、小さい頃からお世話になっている「まちぐゎー」への恩返しの気持ちも込めてこの楽曲を作り上げた。

愛がたっぷり込められた一曲にぜひ耳を傾けて欲しい。




「精力的にライブをすることは続けていくつもり」と話してくれたseven oops。

新作の制作も取り組んでいるそうで、「楽しみにしていてほしい」とメッセージを届けてくれた。


また、これからは日本に限らず海外でもライブをしていきたいと思っているそう。

seven oopsが紡ぐ温もりのある音楽を今後も楽しみにしていよう。



【ライブ情報】


『seven oops Band live 2023

〜夏が来たぜ!君とライブがしたいんだ!〜』
8月13日(日)@沖縄 桜坂劇場ホールA

14:00開場 / 15:00開演