“さくら”のような日なたの気持ちも、“しめじ”のような日かげの気持ちも。
2002年1月24日生まれ、東京都出身の田中雅功と、2001年10月23日生まれ、同じく東京都出身の髙田彪我の2人で2014年に結成。
以降、等身大の楽曲を歌い続け、同世代を中心に共感を呼んでいる。
・さくらしめじ「なるため」Lyric Video
さくらしめじらしさがあふれる、等身大の言葉が詰め込まれた楽曲『なるため』。自分に自信が持てず一歩踏み出せない人もたくさんいるだろう。この楽曲はそんな人たちが何者かに“なるため”に背中を押してくれる、疾走感のあるメッセージソング。
イントロの勢いの良さや、2人のカラッとした雰囲気の爽快で優しい歌声。それらは暗くなりかけた心をすっと晴らしてくれるものだ。≪今日が僕たちのスタート≫と歌う言葉ももちろん同様で、自分にスイッチを入れたい時、心が沈みかけた時、きっとこの楽曲が助けになってくれるはず。
日々明るい気持ちで、前向きに生きていきたいという人におすすめできる1曲。
・3rd Full Album「ゆくえ」
今回の新作の為に書き下ろされ、さくらしめじらしさ溢れた華やかなリード曲『エンディング』を筆頭に、BSテレ東真夜中ドラマ『高嶺のハナさん 2』のオープニングテーマとして話題となった『simple』、EBiDANの仲間である『M!LK』へ提供したキャリア初となる楽曲提供曲『コトノハ』のセルフカバー、メンバーが高校1年生の時に制作され、ファンの間では音源化を待望されていた『天つ風』を初音源化するなど、話題性と魅力に溢れた待望のフルアルバム『ゆくえ』。
アルバムタイトルである“ゆくえ”には、「もうすぐ10周年を迎える二人のゆくえはどうなるのか」といったメッセージも込められている。曰く「本人が作っていることもあり、昔の楽曲より大人っぽい雰囲気の楽曲が増えている」という同作を聴きながら、この先の彼らのゆくえに、そして聴く人それぞれの未来のゆくえに、思いを馳せていただきたい。
・「エンディング」
「変われない自分との葛藤を音に変え、心が晴れるようなメロディーを明日へ響かせたいという今の想いが込められている。さくらしめじらしいメッセージ性はそのままに、これまでにないダンサブルな四つ打ちのビートとギターのカッティングが心地よいグルーヴを生み出している」と話す楽曲で、まさしくその言葉通り、ノリの良いグルーヴ感と特有の湿度の低さからくる爽快感がたまらない。
今回のフルアルバム『ゆくえ』では、自分達で制作した楽曲が表題曲にもなっている。
この先のさらなる飛躍に期待しておいて、きっと損はないだろう。
是非、長くチェックしていっていただきたいフォークデュオだ。
さくらしめじ『ゆくえ』
SDR
https://sakurashimeji.com/discography/970
■Live Information
さくらしめじ QUATTRO TOUR 2023「ゆくえ」
2023年12月3日(日) 大阪 UMEDA CLUB QUATTRO
https://sakurashimeji.com/live/16163