2022年10月26日にVTuberデビューをしてから、毎日23時より毎日休まず1日平均8時間配信を行うなど、リスナーさんと配信が大好きすぎるVTuber野村にむ。

YouTubeでは主に歌枠、雑談、ASMRの発信。Twitchではゲーム配信を中心に展開している。

これまでにもラジオやテレビへの出演、2023年9月1日には初めてのリアルライブ、11月19日には初の全身トラッキング3Dライブをするなど、活躍の場を広げている。



・【オリジナル楽曲】ねこかつ(猫活)/野村にむ



チャンネル登録者2万人達成(2023年11月時点では4.35万人超)の感謝を込めて制作にとりかかったオリジナル楽曲『ねこかつ(猫活)』。

「配信を深夜23時から行っているため、寝落ちをするリスナーさんが多いので、子守唄のような、落ち着いて聴ける曲調にしてもらった」という言葉通り、ふわふわとしたサウンド感に、優しく穏やかなメロディーライン、彼女の柔らかくて愛らしい歌声が、心の棘をほぐしてくれるように響く。なんとも癒し効果の高い1曲に仕上がっているといえるだろう。


そんな同曲では、はじめて自身で作詞を行った。

「何をリスナーさんに求められているかを考えたどり着いたのが、頭を使わず無心でゆったりと聴ける曲。何事も深く考え過ぎてしまう性格なので、シンプルな詞にするのにとても苦労した。歌い方も聴いていて感じられる情報が多くなりすぎないよう心がけて歌唱した」と、制作における裏話も明かしてくれた。


そんな同曲の作曲・MIXはロンゲスト氏(https://twitter.com/longe55)が担当。

「オリソンを作るにあたり、他のVTuberさんのオリジナルソングを色々聴いていた。その中で、ロンゲストさんの楽曲を聴き、音が柔らかくて、ふわふわしている。イメージできる情景が綺麗で音の流れも好きだ!自分もこの方に楽曲を作ってもらいたい!と思い立ち制作のご依頼をした。そこから、詞と曲のイメージを送って、実際に楽曲を制作してもらうことになった」と、そこに至った経緯も語ってくれた。


ちなみに同曲は今後、配信などに使えるBGMとしても発表予定。

「オルゴール調と木琴調のものを制作予定。原曲よりもゆったりしたテンポになっているので、睡眠導入にも是非」とのことだ。



・ひっそり #野村にむ1周年 3Dお披露目ありの、リスナーさん感謝祭! 【個人Vtuber/#野村にむ】



デビュー以来毎月必ず26日に『26Day(にむでい)』と称してリスナーさん感謝祭を開催している彼女。


このイベントを作ろうと思った理由について「日頃の配信活動において、配信にきてもらったり、コメントをしてもらったり、拡散をしてもらったり、リスナーの皆さんからたくさんのものを貰ってばかりだと感じたから」と話していた。


具体的な内容は毎月異なるが、『今月のありがたかったこと』『来月がんばりたいこと』を発表したり、クイズ大会を行ったり、1ヶ月の活動の集大成として、リスナーの皆さんからの応援を形としてお返ししたい気持ちから、プレゼント企画も頻繁に行っているそう。


「『26Day』を楽しみにしてくれているリスナーさんも多く、わざわざ有給を取ってくださっている方もいるので、嬉しいお知らせ等も『26Day』に発表することが多いです!」と、さらに紹介してくれた同イベントの様子を確認できるのが、こちらの配信アーカイブだ。


親しみを感じられるほど良い距離感の近さと、全体に漂う楽しげで心地よい空気感。多くの人にとって居心地の良い場所であることが、きっと少し見ただけで伝わってくるはず。



・Departures~あなたにおくるアイの歌~ - EGOIST / 野村にむ(Cover)



はじめてMIXやMVをご依頼し制作したという歌ってみた作品。


「初めて聴いた時から素敵な曲だなと感じていたが、歌う中でどんどんこの曲を好きになっていった。憧れているVTuberの一人である町田ちまさんが同曲をカバーしていたこともあり、初の歌みた作品としてこの楽曲で制作することを決めた」と話す。


元々はリスナーさんからリクエストがあった楽曲で、練習をして覚え、歌枠でもよく歌っていたそうだ。


「どうしたら綺麗に、且つこの感情やこの曲の良さが伝わるんだろうと考え、歌い込んだ。大変だったけれど、その分リスナーさんにすごく喜んでもらえた」と同作を振り返る彼女。

その言葉通り、この歌ってみたで聴ける歌声は、極めて透明で美しく、それでいて切なさや愛しさといった感情がたっぷりとのっている。きっと多くの人の琴線に触れるであろう。




また「2023年1日も休まずに配信する」ことと、「登録者数5万人」を直近の目標としているそうなので、是非応援していただきたい。


そんな彼女にこの先の展望について尋ねてみると「絶対これをしたい!こうなりたい!という野心がないタイプ。ただ、今後『VTuber』というもの自体が変化して、名称やプラットフォームが変わったりするかもしれないけれど、『生涯配信者でありたい』という思いが一番強いと話していた。


マイペースでゆったりとした時間が流れる彼女の配信を是非一度覗いてみてほしい。