滋賀県出身のアコースティックギタリスト、馬道まさたか。
その後、大阪で学生生活を送りながらイベントを中心にライブ活動を開始。プレイスタイルにはさらに磨きがかかり、大阪を中心に学生ながら積極的なライブ活動でファンを増やし、YouTube、グランフロント大阪、FM802 が主催する『MUSIC BUSKER IN UMEKITA』に出演。
大阪での活動が徐々に注目を集め、2015年、活動拠点を東京に移し本格的にアコースティックギタープレイヤーとして活動を始めた。
2016年にはアコースティックギター1 本だけで100人動員したワンマンライブを成功させる。さらに2017年、NHKラジオ『まいにちスペイン語』テーマ曲の作曲、演奏を手掛けるなど、活動の幅を拡大。
自由な発想から生まれるキャッチーなメロディー、センス溢れるアレンジによって生み出されるサウンド、そしてスタンディングスタイルの演奏は多くの魅力と可能性を放っている。
・RUNNER - Masataka Umamichi 馬道まさたか [Fingerstyle]
「日々努力をしている人たちを応援したいと思って作った」という楽曲『RUNNER』。
そんな同曲については自身で「自分自身に向けた部分もあって、ギターを通して世の中に貢献をできることをやっていこうというメッセージもある。お客さんにはメロディーがいいけどテクニックもあるのが良いと言われる。アコギでできる様々な奏法も取り入れて新しい表現にしたのがポイント」と振り返る。
誰かを応援したいというメッセージは、冒頭の力強いストロークやサウンド、どこかラテンのノリを感じる疾走感、歌心溢れるメロディーラインなど、様々な要素から伝わってくる。パーカッション的なテクニックも随所に見られ、単純なギターテクニックだけではない、ギターという楽器の奥深さが感じられるというのも、一つの魅力であることは間違いない。
・馬道まさたか 『BLUE WAVE』
「爽やかでキャッチーな曲」だと紹介してくれた楽曲『BLUE WAVE』。
一般的に、『BLUE WAVE』というタイトルを見て真っ先に思い浮かぶのはなんだろうか?個人的にはそのタイトルを見てすぐに、青い海や青い空が思い浮かんだ。そしてそんなイメージ通り、この楽曲には圧倒的な爽快感と高揚感がある。
光る海辺を駆け抜けていくような柔らかくて温かい風。青い空に雲を流すような気持ちの良い風。そんな風を確かに感じることが出来て、聴けば聴くほどにすがすがしい気持ちになっていく。
ストレスや不安で心が重たくなっている人に、是非聴いてみていただきたい1曲だ。
・HOLIDAY - Masataka Umamichi 馬道まさたか [Fingerstyle]
「アプローチを変えてギターの多重録音で作った曲」だという『HOLIDAY』。
まさにその言葉通りこの作品は、高いテクニックをフル活用したような圧倒的なパフォーマンスとはまた少し趣が異なる、ギターの音を重ねるという手法で描かれている。
かといってテクニックが感じられないかと言われれば当然そんなことはなく、リズミカルなストロークやメロディーラインの弦のはじき方、パーカッションサウンドなど随所でギタープレイヤーとしてのクオリティの高さを感じさせてくれる。
それでいて、さらに厚みと立体感をもって届くようになっているので、バンドサウンド好きにも、ギター1本で聴かせる彼の音楽がずっと好きだったという人にも、どちらにも刺さる作品だといえるだろう。
さらに「年末〜来年にかけてはたくさん良い曲を作ったり、カバーに関しても積極的に様々な奏法を取り入れたりしたものを出していきたい。楽曲のアプローチとしては、世界の様々な音楽ジャンルを取り入れながら、ギターの種類や奏法を変えることで違うタイプの楽曲を作ってみたい。他の楽器とのコラボなども面白いかも。また、ライブに関しては改めて1からのスタートだと思っているので、曲を聴いて是非見に来てほしい。海外へもライブしにいきたいという気持ちがある」と言葉を続けた。
その高いテクニックには、音だけではなく、視覚的にも感動させられる。是非ライブで、生でそれを感じていただきたい。
『馬道まさたかワンマンライブ "GUITAR REVIVAL"』
前売 ¥3000 / 当日 ¥ 3500
https://umamichi.com/liveSchedule/