▼ もっと多くの人にも知ってもらうにはどうすれば良いか



muevo ─ まずは、今回クラウドファンディング実施に至った経緯を教えてください


ハセガワダイスケ: muevoのスタッフさんとお話をする機会がありました。

その中で自分自身の音楽活動における話やクラウドファンディングの話題となった際に、muevoではファンベースマーケティングという考え方を取り入れていて、「ファンの口コミが最も新規ファン獲得に繋がるんだよ」というお話をお聞きしました。


確かにお店や街で流れている曲を自分で掘って見つけるよりも、信頼している家族や友人に「この曲いいから聞いてみて!」と勧められた方が新しい音楽を聴きやすいですよね。


元々クラウドファンディングについては資金調達を行うツールだと思っていましたが、muevoでは「人数を指標にする」ことで「無料でも参加できる」という点から、"プロモーションとしてもクラウドファンディングが行える" ということを知り少し興味を持つようになりました。



僕のことを好きでいてくれているファンの皆さんはずっと好きでいてくれるのですが、もっと多くの人にも知ってもらえるにはどうすれば良いか悩んでいる時期でもありました。


もちろん僕だけではなく、多くのアーティストが同じ悩みとして「新規のファンをどうやったら増やせるだろうか」といった悩みを持っているかと思います。


これまでの活動において、様々なアーティストの作品やアニメ作品に参加するといった活動はあったのですが、SSWとしての自身の活動ももっと多くの人に知っていただきたいという気持ちがありました。


そんな時にmuevoさんから「クラウドファンディングに無料で参加してもらえる企画だと新規の方からも参加してもらいやすいんじゃないですか」という提案をいただきました。


クラウドファンディング自体に興味がなかったわけではないのですが、"人数指標"のクラウドファンディングという存在を聞いて「面白そうだな」と直感しました。


また、40歳の節目となるタイミングに何かできればいいなと思っていたこともあり、「クラウドファンディングへ参加してくれた人と一緒に集大成になるような楽曲を作る」というのはどうだろうというお話になりました。


そこで今回は、クラウドファンディングにおいてもそのファンベースマーケティングの考え方を活かして、" SSWとしてのハセガワダイスケ "をより多くの人に知ってもらうための人数指標クラウドファンディングの実施に至ったという経緯です。



muevo ─ クラウドファンディング自体に少し興味を持たれていたとのことですが、これまでハセガワダイスケさんご自身でクラウドファンディングに参加されたことはありますか?または周りのアーティスト様も利用されていますか?


ハセガワダイスケ:  僕の周りではさほど多くのアーティストは利用していませんが、僕自身がたまにガジェット系のクラウドファンディングを見ることはありますね。


最近はクウラウドファンディング自体もよく耳にするようになったなと思います。


ガジェット系のクラウドファンディングでは海外の新しい商品などがお得に購入できるというワクワク感があることはすでに知っていましたが、アーティストが行うクラウドファンディングに関しては、「どうやってやるんだろう」「どういうイメージなんだろう」と分からなかったので、そういう意味では少し興味はありましたね。



muevo ─ 確かに音楽アーティストの行うクラウドファンディングはガジェット系や他ジャンルのクラウドファンディングとは少し毛色が異なりますよね。 今回、数あるクラウドファンディングサイトの中でもmuevoを選んでいただいた理由を教えていただけますか?


ハセガワダイスケ: muevoはあまりお金、お金としていないところが良いなと思いましたね。


人数指標のキャンペーンにおいては「お金ではなく、人数で達成させるんですよ」といったところがやらしくない感じがしたので、そういうクラウドファンディングならやってみてもいいかなというところから始まりました。


また、担当していただいたスタッフのお二方もミュージシャンだったからこそ、音楽活動の苦しさも理解されていて悩んでいるポイントがご理解いただけたところに信頼がおけました。


言葉1つにしても価値観が限りなく近いであろうという安心感があり、「難しいよね」という言葉の裏にも理解ありきの背景があるので、信頼度は高かったです。



muevo ─ ありがとうございます!読者の方々に向けて、改めて今回のクラウドファンディングの企画について教えていただけますか?




【ハセガワダイスケ】皆様と一緒に新曲を歌って広めたい!「新曲」共同制作&制作共有キャンペーン!


ハセガワダイスケ:  参加者の皆さんから「声」を集めて合唱を作るというアイデアから、「声のクラウドファンディング」をコンセプトとした企画となっています。


参加していただいた方には家で録音したコーラスのデータを送ってもらい、それらを集めて1つの合唱にしました。


コロナ禍で集まって何かをする事が難しい時代に、各自の「居場所」からスマートフォンで「声」を収録していただいて合唱を作ろうという企画です。


0円からも参加でき、100名以上の方にご参加いただきました。


低音、中音、高音の3つのパートから歌いやすいコーラスパートを選んでいただき、僕までデータを送ってもらう。

これだけでファンと一緒に楽曲制作が行えるんです。


コロナ渦で思うように活動ができない中でも、こうしてファンの皆さんと向き合うことが出来たことを嬉しく思っております。



▼ ファン同士がこのキャンペーンを1つのプロジェクトにしてくれている




muevo ─ 実施において何か不安はありましたか?また、実際に取り組んでみての感想をお聞かせください。


ハセガワダイスケ:  やるからには失敗は避けたいという思いもあったため、人が集まるのかどうかが不安でした。

そのためには無理のない目標設定をする必要があるとは思います。


担当してくれたスタッフさんが企画の作成や、キャンペーン終了までのスケジュールをしっかり組んでくれたこと、次にやるべきことを随時共有してくれたことで無事達成することができました。


人が集まるのかという不安についても、実際にやってみると今いるファンの皆さんがSNS上で宣伝もしてくれるし、それを見てくれた人がページを開いてくれて参加してくれるというように、「助けてくれる人がいる」ということで気持ちは楽になっていきましたね。


1人でやると分からないことだらけですが、スタッフさんや応援してくれる方達がいてくれることで不安も解消されていきました。


この曲を通して「繋がり」を作れたという点で、今回実施した企画におけるクラウドファンディングは素敵な企画になったなと思います。

また、より絆が強くなったというところでいうと、今回は大成功だったかなと感じています。



muevo ─ ファンの反応としてはいかがでしたか?


ハセガワダイスケ:  みんなが沢山パートを送ってくれたり、すごく練習してくれたりと、気持ちが強く伝わってきて、SNS上で「喉を枯らしてコーラス練習をしました!」といった声を聞くと本当にやって良かったなと思いました。


今回は「SSWハセガワダイスケをたくさんの方に知っていただく」という目的があったのですが、ファンの皆さんも「どうしたらハセガワダイスケが広まっていくか」といったところを考えてくれました。


SNSで広めるための発信をしていただいている様子や、ファン同士で「ONE VOICEの練習していますよ!」といった状況を報告し合っているのも見て、僕の知らないところでファン同士がこのキャンペーンを1つのプロジェクトにしてくれているところがとても嬉しかったです。



muevo ─ 今回のクラウドファンディングを経て、今後のご活動の参考になった点などございますか。


ハセガワダイスケ:  1つ目は「プロモーションの大切さ」に気付けて、この先もしっかり考えていかければいけないなと再確認できたことですね。


せっかく良い曲ができたとしても、プロモーションがうまくいかなければ広まっていかないと思うんですね。

なので当たり前のことかもしれませんが、曲を作って終わりではなく「プロモーションまでも含めたクリエイティブ」をしっかりやっていかないといけないなと、改めてその必要性に気付くことができました。


2つ目として、もちろん多くの人に知っていただくことも大切ではありますが、「今いる人たちとどう向き合っていくか」ということも同じぐらい大切なことだと再認識できました。


もし今回の企画で5人しか集まらなかったとしても、その5人とは絶対に良い時間は作れると思います。

よりファンの方との繋がりが太く、強くなることは間違い無いので、そこには感動もあり豊かな時間となると思います。



muevo ─ 最後に他の音楽アーティスト様へアドバイスがあればお答えください。


ハセガワダイスケ:  大衆に届けるというよりも、感覚的には”より身近な人に届ける。”

そんな気持ちで音楽を作るというのが音楽本来の姿のような気がします。


コロナ禍で音楽業界も大きな変化が求められ、その変化を前向きに捉えるしかなく、クラウドファンディングを利用する事もひとつの表現の手段として時代にフィットしていると思いました。


インターネットを通じた現代的な手法だけど、手触りは温もりがあってアナログ感のある次世代的な方法だなと感じています。


やる事は沢山あって責任重大ですが、自分にとってはファンの皆さんとより強い絆を築ける機会となりましたので、迷っている方がいたらお勧めしたいです。





▼ 実際にクラウドファンディングで完成したミュージックビデオ


ハセガワダイスケ: 参加して頂いた皆さんのお名前を「ONE VOICE choir」として表記させて頂き、参加して頂いた一人一人のお名前を掲載させて頂きました。 


「ONE」という「いち」「ひとつ」という言葉を「かけがえのない1人」として捉え、その一つが重なって素晴らしいハーモニーを作品として残したい。 

デザインにもそのテーマを落とし込んでひとりひとりの「声帯」が積み重なるグラフィックを制作しました。 


映像の最後には映像ならではの表現として、皆さんのレコーディングデータの波形を使用しそのグラフィックが「動く」演出を映像作家のTomosh Teele監督に制作して頂きました。

このコロナ禍を通して多くの人が感じたであろう「孤独」を逆手にとって「オンラインで合唱する」という形で昇華させる事ができて良かったです。 


誰もいない客席に「ひとりで歌う」そこに皆さんの声が重なる。 

そんな映像作品に何かを感じ取ってくれたらTomosh監督も僕も嬉しいです。 


孤独を知る、ということは人生においてとっても大切な事だと思うので、「ONE VOICE」というタイトルが二つの意味で皆さんの心に響き渡ると信じてます。





▼ ファンと一緒に新たな挑戦へ


ハセガワダイスケ:  初めてのクラウドファンディングを通して皆さんの声を募集して楽曲制作する企画にも挑戦することで、

ファンの皆さんを身近に感じることができたので、より一層 力や想いのこもった制作を行うことができました。


クラウドファンディングで経験できた「感動」や「ファンとの共有体験」をこれからも応援してくれている方達に届けていきたいと思っております。


そこで次なる挑戦として、かねてより沢山の方からいただいていた「ファンクラブのような場が欲しい」といったご要望にお応えする形で、期間限定での『ファンコミュニティ』の立ち上げに至りました!


ハセガワダイスケ コミュニティ: https://www.muevo-com.jp/campaigns/326


ここでは【みんなのエピソードから「春夏秋冬」をテーマにしたアルバムを作ること】を目標としています。


皆さんから頂いたエピソードを元にアルバムの制作を行うことで、再び皆さんとの共有体験を楽しみながら素敵な作品作りができればと思っております。

またこの企画を通して、応援してくれている方達の日常の楽しみのひとつとなれたらいいなと考えています。









▼ハセガワダイスケ クラウドファンディング

【ハセガワダイスケ】皆様と一緒に新曲を歌って広めたい!「新曲」共同制作&制作共有キャンペーン!


▼ハセガワダイスケ 紹介記事

ハセガワダイスケ 圧倒的な歌唱力と多才な音楽的センスで活躍の場を広げるアーティスト



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