熊本県出身のシンガーソングライター、わたなべれーな。


小学生の頃、兄が弾かなくなったギターを、もったいない精神で自分のものにしたのが音楽を始めたきっかけ。
様々な感情が同居したような力強くも繊細な歌声と、アコースティックギターとで織り成す楽曲は独自の視点で紡がれており、老若男女問わずに寄り添う。
保育士として働いた経験を活かし、子ども向けの曲作りや楽曲提供、イベント活動、絵本・イラスト・音楽のコラボプロジェクト『ぴくそん工房』での活動も行う。


現在は宇都宮に在住。九州・関東を拠点に活動中。




・わたなべれーな「Hey,」MUSIC VIDEO



「活動再開一発目ということで、その時の気持ちを詰め込もうと思って作った」という楽曲『Hey,』。


「大学を卒業して社会人として生活する中で、色々な思いを押し込めながら日々を送っている状況の中、忘れてしまいそうになる気持ちを呼び起こそうという曲」だと話してくれた。≪Hey, 調子どうだい そこの私 描き損じた夢はかさぶたのまま今もここに≫と歌うその言葉は、きっとすべての大人に刺さるのではないだろうか。


多くの場合人は、何者かになりたいと願う。しかしいつしかより現実的な道を選択するものだ。

それに良いも悪いもないが、いつまでもその時の選択が頭に引っかかったままになることも多いだろう。

この楽曲は、そんな心情にダイレクトに突き刺さる。



・わたなべれーな 「DIY」MUSIC VIDEO



最新作『ケ』のアルバムでは友人と”DIY”でMV制作にも挑戦。

そんなアルバムの2曲目に収録されている『DIY』、テーマとなっているのは結婚だ。


「結婚は人生の墓場だとよく聞くが、それならばその墓場を自分達好みにDIYしようと思った。ザ・ビートモーターズのジョニー柳川さんによる曲のアレンジもお気に入り」とコメントをくれた。


≪設計図通りにうまくいかないこともあるでしょう 貴方となら、って貴方とが、って思える これを運命ってことにしよう≫と歌うその歌詞はとても等身大で、柔らかいサウンド感とともに、すごくほっこりとした気持ちへと導いてくれる。


この曲を聞いていると、きっと結婚も素敵なものだと思えるのではないだろうか。


・わたなべれーな「強くあれ」MUSIC VIDEO



「ライブでいつも歌っている曲で、19歳の時に作った曲」だという楽曲『強くあれ』。


「『悩んでいる人に向けて曲を作ってみて』と、ある方に言われて、どんな言葉をかけられるかなと考えた時に“強くあれ”という言葉を思いついた」と話してくれた。


ただしこの楽曲は、泣くな!嘆くな!強くあれ!と歌うようなそれとはまた異なる。≪たんと泣け たんと悩めよ≫≪ここから始まる君よ 強くあれ≫と、辛い気持ちを認めながらも、再生へと導いてくれるのだ。


優しさと強さの両方を兼ね備えたその言葉と歌声は、心にすっと入りこむ。




今後は「地元熊本や九州での活動をコンスタントに続けながら、関東を拠点にした活動もこれから広げていきたい」という彼女。
さらに「ライブのたびに新曲のデモを作って持っていく予定。作詞を提供することにも挑戦してみたい」とのコメントももらっている。


どれも、これから先がますます楽しみになる情報だ。

是非Twitterなどをフォローして、続報をチェックし続けていっていただきたい。


【ライブ情報】


■3/25(FRI)

MUSISION online Fest.

https://www.youtube.com/channel/UCO8v3bCTt79yOCHKL3dK9Lg


■4/10(SUN)

HEAVEN`S ROCK宇都宮2/3