バンドサウンドを駆使して独自の世界観をくり広げる音楽系バーチャルYouTuber、冷水ぬるめ。
「歌う女子高生の作曲VTuber」として活動する冷水ぬるめは、2018年にVtuberデビュー。普段は「東京の高校の軽音楽部に所属する現役女子高生」だそうで、DTMに造詣の深い実力派の音楽系Vtuberとして、歌ってみた動画やオリジナル曲を中心に多数の作品を公開してきた。
・【自己紹介】3分でわかる冷水ぬるめ【MV集】
冷水ぬるめの活動を知る上でまず見てほしいのが、これまでのMVをダイジェストにした自己紹介動画。
重厚なロックソングを中心に幅広い楽曲を歌い上げ、バックのサウンドや映像まで自ら作り上げる表現スタイルの魅力をこの動画で一挙に体感できる。
力強い歌声の魅力はもちろん、ロックもポップもエレクトロもEDMも、ありとあらゆるジャンルの要素を自在に操るテクニカルさも注目ポイントだ。
冷水ぬるめがどのような作品を送り出してきたのか、その歩みをこの動画から知ってほしい。
・【オリジナル曲MV】恋するタンバリン / VTB48(焔魔るり、かしこまり、ころねぽち、Sifar、冷水ぬるめ)
2021年の夏ど真ん中の8月に公開された「恋するタンバリン」は、焔魔るり、かしこまり、ころねぽち、Sifarとの豪華コラボによるオリジナル曲だ。
「王道の可愛いポップソングを作ってみたい」という思いから制作し、声に個性のある5人に声をかけて「VTB48」としてのコラボが実現したというこの曲。
いつもと違う歌い方でかわいく歌うのに苦労したそうだが、結果的には思い描いていた通りに仕上がったという。
ソングライター/コンポーザーとしての冷水ぬるめの魅力を知ることができる作品として必聴だ。
・【MV】KING ラウドロックバンドアレンジ/冷水ぬるめ【歌ってみた/Metal Cover】
歌ってみたカバーの原曲として人気の高い、Kanariaによるボカロ曲「KING」。
その冷水ぬるめカバーでは、打ち込みビートが印象的な原曲とは一味違う、ラウドロックアレンジになっているのが特徴だ。音色の作りこみはもちろんコード進行もよりテクニカルになっているのが見どころで、この曲のアレンジのために7弦ギターを導入し、今では作曲活動で活躍しているという。楽曲はもちろんオリジナルMVも注目ポイントで、全体を通してひとつのストーリーが出来上がっている。
誰もいない教室での、自分自身への問いかけ。大人しく椅子に座るいつもの地味な自分と、教卓に乗る大胆な理想の自分の対比。
サウンド的にも映像的にも派手なパートと、一転して日常を切り出したような、鬱屈を抱えた大人しい描写。
オリジナル曲についてもMVについてもさらなる作品制作への意欲を見せていて、これからも長くクリエイティブな活動を続けていきたいそうだ。
VTB48の第2弾作品なども考えているそうなので、さらなる展開に今から期待が高まる。
今後も活動の幅を広げ、勢いを増していく冷水ぬるめに、ますます注目していこう。
【冷水ぬるめ使用機材紹介】
YAMAHA製5弦ベース。
アクティブ、パッシブを切り替え可能。
低音の要!
Playtech製アコースティックギター。
ロック式ペグやサドル、ピンなどいっぱい改造している。
LINE6のモデリングギター。
たくさんの種類のギターの音が出る。
主にレギュラーチューニングや半音下げ、DropD用。
いっぱい改造している。
YAMAHA製のギター。
12~60の極太弦仕様でDropB専用。
ロック式ペグやアクティブピックアップなどいっぱい改造済み。
現在のメインのギター。
Schecter製の7弦ギター。
11~64の極太弦仕様。
DropA以下の編曲、演奏に使用。
アクティブピックアップなどいっぱい改造予定。
SUZUKI製の無塗装ヴァイオリン。
ニスで塗装中。
いっぱい改造予定。
演奏がとても難しい。