愛媛出身のシンガーソングライター・ゆづりぱ。

関東を中心に弾き語りやバンド形式でライブ活動をしている人物だ。


彼女が作曲を始めたのは高校生の時。

2018年10月からアーティスト活動を開始し、以降ジャンルに囚われない「自分が大好きな音楽」を発信している。


2020 年には「日本みかんサミット」のテーマソングの書き下ろしを担当。

2021年には母校に閉校記念合唱曲を提供した。


現在は新バンド「青よりブルーがかっこいい」にも所属し、ボーカルを務めている。


また、イラストレーターとしても活動している彼女。

MVの制作も自身で行い、楽曲・イラスト・MVをトータルに含めたものを自身の作品として発表している。




・【オリジナルMV】透明切符 / ゆづりぱ



ゆづりぱ自身がつらかった時期に自分に宛てて書いた楽曲である「透明切符」。

中高時代は人間関係もしんどく、死にたいと思ったことがあるくらい辛い毎日を送ったという彼女の経験が生み出した1曲である。


「生きていることがすごいこと」とすべての人を肯定してくれる優しい言葉が並ぶ本楽曲。

彼女は「同じようにつらい思いをしている子どもたちにはもちろん、毎日がんばっている大人たちにも聞いてもらいたい」と話してくれた。


ゆづりぱが手掛けているMVには、青い背景の中を歩く一人の少女が描かれている。

慌ただしく過ぎてゆく毎日に疲れを感じた時、ぜひ聴いてほしい楽曲だ。



・【オリジナルMV】離ればなれの雨音 / ゆづりぱ



遠距離恋愛の切なさが描かれた楽曲「離ればなれの雨音」。

ゆづりぱの優しい声が胸にスーッと染み込むような1曲だ。


雨がポツポツと降る中、「出会った日も雨だった」「幸せならそう言ってよ」と大切な人を想う心が繊細に描かれている。

会いたいときに会えないもどかしさや寂しさを感じたことがある人になら深く刺さる楽曲だろう。


窓から外を見る女の子がかわいらしいタッチで描かれているMV。

ゆづりぱは、歌詞をより伝えるために、ループするシンプルなものにしたのだと教えてくれた。


・青よりブルーがかっこいい「夏目漱石はキューピットだね」Music Video



ゆづりぱが所属する新バンド「青よりブルーがかっこいい」のナンバーである「夏目漱石はキューピットだね」。

周りの人たちから「付き合ってるんじゃないの?」と噂されている高校生の男女が描かれた1曲である。


女の子が読んでいる本に興味を持った男の子が、偶然、「月が綺麗だね」と意味を知らずに言ってしまったことから恋が始まるというこのストーリー。

歌詞はもちろん、プロギタリストがYouTubeで本楽曲のコード進行を分析したりと、サウンド面でも評価が高い楽曲に仕上がっている。


映像の元となったイラストは一枚絵で、それをストーリーに合わせてパターン豊かに見せるのに苦労したのだそう。

モーショングラフィックスを使用して制作されたこだわりの映像にも注目してほしい。




実はコブクロが大好きというゆづりぱ。将来の夢のひとつに、コブクロと共演することを挙げてくれた。

また、10代限定の夏フェス「閃光ライオット」のファイナルステージに出演したシンガーソングライター・片平里菜のライブ映像を観て以来、日比谷野外音楽堂でのソロライブを夢見ているという彼女。歌声と画力を武器にリスナーへ作品を届ける彼女から、今後も目が離せない。


【リリース情報】



CD「夜明けの歌」-EP
全5曲収録

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【ライブ情報】



ゆづりぱバースデーワンマンライブ

「ぜんぶひきがたり」
2023年3月25日(土)
相模大野 Cafetsumuri