ピアニスト、大井健。
2015 年キングレコードからメジャーデビュー。
2020 年、『OnConcept』を設立し独立。
2021年には最新アルバムをリリースし全国ツアーを 11 都市で開催。
・ラフマニノフ: パガニーニの主題による狂詩曲 第18変奏/Rhapsody on a Theme of Paganini Variation 18
瑞々しいタッチと豊潤な響きをもって届ける『ラフマニノフ: パガニーニの主題による狂詩曲 第18変奏』。
美しく穏やか、でも時に力強く強烈。そんな様々な表情を見せる演奏で、高い演奏スキルはもちろんのこと、表現力の高さに惹きつけられる。
質感の良い映像も相まって、ふとした時に何度も何度も聴きたくなる演奏となっている。
・【MV】SONY XPERIA VOICES Piano ver ~featuring 大井健 Takeshi Oi(2016)
SONY『Xperia』のCM曲『VOICES』のピアノバージョン。
フュージョンとモダンなデジタルミュージックを掛け合わせたようなダンサブルでパワフル、そして壮大なイメージを膨らませるサウンド感が光る同曲。このピアノバージョンでもその踊れるムードと力強さ、さらには想像力を働かせたくなるワクワク感が感じられる。
ピアノの音色の美しさ・表現によって、楽曲により奥行きが感じられるようになっているので、そのワクワク感はますます高まっているといえるだろう。
・鍵盤男子(KENBANDANSHI)『The future of piano』
作曲家・中村匡宏とのユニット『鍵盤男子』による1曲『The future of piano』。
たとえば最新のボーカロイド楽曲を思わせるようなテンポ感とノリの良いキャッチーなメロディーライン。それは普段インストゥルメンタル作品を聴かないという人たちをも、間違いなく惹きつける力を持っている。
まるで、ピアノそのものが歌っているように感じられる楽曲だ。
全体を盛り上げるバンドサウンドと、切れ味のあるピアノ演奏との相性も抜群で、この楽曲もまた、気分の上がらない日々に突き進んでいく力をくれる作品だといえるだろう。
今後の活動について尋ねてみると「クラシックをどうこの時代に沿ったものにできるのかを考えるのが楽しい。昨年原点回帰のアルバムを作ったので、次回作はポストクラシカルな作品にしたいと思う。YouTubeにも力を入れていきたいので楽しみにしていてほしい」との回答をくれた。
■2022 年 9 月 28 日(水)
「永遠のピアノ名曲集」
https://www.takeshioi.com/single-post/20220928
■2022年10月22日(土)
大阪・岸和田市/南海浪切ホール 小ホール
「大井健コンサート Beautiful Piano」
https://www.takeshioi.com/single-post/20220529
※終演後CDご購入の皆様対象にサイン会開催
「ピアニスト大井健 教養のためのピアノ学」
https://www.takeshioi.com/single-post/20221029