福岡県田川郡糸田町出身のあかたろ。

現在、福岡県を活動の拠点としながら、全国のさまざまな場所で歌声を響かせているシンガーソングライターだ。


彼女が初めてステージに立ったのは20歳の時。

翌年から本格的な音楽活動を開始し、ピアノ弾き語りのスタイルで『ネガティヴから生まれるポジティヴもがき唄』をリスナーに届けている。


2017年、島村楽器主催アコパラ九州決勝にて、「ベストパフォーマンス賞」、2018年には、同大会にて「オーディエンス賞」を受賞した。

また、2021年には短編映画「そこの二人よ」の主題歌・挿入歌を担当。日々、着実に活動の幅を広げている。




・あかたろ「愚痴」MV



2017年12月17日に発売した1stミニアルバム「意気揚々と笑おうぜ。」に収録されている楽曲「愚痴」。

あかたろの力強く伸びやかな声が印象的な1曲だ。


「貴方の愚痴ばっかり聞いてる暇はないから さっさとどっかへ消え去って」と、現状に文句ばかりを言う人に呆れたような歌詞が並ぶ。

MVに映し出されているのは、人気のない商店街を歩きながら、楽曲を歌い上げる彼女の姿。

あかたろが奏でるピアノと、ギター、ベース、ドラムのグルーヴ感も楽しい楽曲だ。



・[MusicVideo]背中|あかたろ



「愚痴」と同じく、1stミニアルバム「意気揚々と笑おうぜ。」に収録されている楽曲「背中」。

切ない恋心が繊細に描かれた楽曲である。


楽曲の主人公は、ギターを抱えて恋の唄を歌う彼に恋をした女性。

ゆったりとしたテンポで展開されていく楽曲は、愛がジワッと胸に広がるような心地よさを感じる。


また、MVは「SeishoCinemaFes 5th コンペティション【MV部門】」で入選を果たしたもの。

ぜひ目と耳で楽曲を味わってほしい。


・[Music Video]音楽が好きだ|あかたろ(send with 短編映画『そこの二人よ』)



2018年11月4日に発売された2ndミニアルバム「行きあたりばったり。」に収録されている楽曲「音楽が好きだ」。

彼女自身の音楽に対する愛がストレートな言葉で表現された1曲である。


「あぁ、音楽が好きだ あぁ、歌うことが好きだ」と優しくも力強い声で響かせるあかたろ。

ふくよかな響きを持つ彼女の声が、心にスッと染み入ってくるようだ。


MVは、主題歌・挿入歌に起用された短編映画「そこの二人よ」の映像になっている。

映画の映像と合わせることでより増した楽曲の輝きを楽しんでほしい。




2023年は、活動開始10周年イヤーにあたる彼女。作品作りもライブもますます力を入れていきたいのだそう。

目標として、「ワンマンツアーをやった時に、福岡で300キャパ、東京で100キャパがすぐ入ること」を挙げてくれた。


あかたろにとって一番大事なのは、「自分の音楽を届けたい方に届けられること」。

これからも、生活の中で端っこにいる人に歌を届けていきたいと話してくれた。


ぬくもりのある音楽でリスナーの心へ寄り添う彼女に今後も注目して欲しい。



【リリース情報】


過去作ミニアルバム3作品、NEWシングル「29」を3月にサブスク解禁予定。