シンガーソングライター、大瀧ヌー。


弾き語り動画投稿をきっかけに、2013年に作詞作曲を始め、シンガーソングライターとしての活動をスタートさせる。

天性の1/fゆらぎをもつと言われるスモーキーボイスに叙情的なメロディーライン、物語的でエモーショナルな世界観に定評がある。


アートワークやイベントディレクションまでを一貫した表現として自らで手がけ、絵画やキャンドル・映像・茶道や伝統芸能とのコラボレーションなど、常に独自の表現を模索。主催イベントは軒並みソールドアウトとなるなど、音楽ファンのみならず幅広い層から支持を集めている。


2015年に1st Album『いとおしいのはいつも不完全』、2017年に2nd Album『その幻にふれる』をリリース。
2018年のSingle『Lantern』リリースイベントでは、クラウドファンディングによる野外劇場での単独ライブ・全員でのスカイランタン打ち上げを成功させる。


2019年5月に3rd Album『かぎりのないグラデーション』をリリース、全国ツアー実施。

同年8月には初のコラボシングル『夏の煙』を配信リリース。


2020年5月からは自宅クローゼットからの連続配信企画『in my closet』を開始するほか、同年8月からはシングル4ヶ月連続配信リリースを敢行。
2021年にはコラボシングル『霜月クロスフェード』、2022年1月には完全リモート制作によるシングル『蛍火』をリリース。


音楽のための音楽に止まらず、他の様々な要素と融合させ、楽曲のストーリーの中に深く入り込ませるような物語性の強い世界観を表現するSSW。




・蛍火



「想像力を通して離れた場所でもそこに像を結ぶということ、必ずいつか消えてしまう自分自身の残り火を届くべきところへ届けること」をテーマとした、完全リモート制作によるナンバー『蛍火』。


打ち込みによるビートに繊細なピアノ・アコースティックギターが絡み、疾走感がありながらも奥行きのある物語を連想させるような曲に仕上がっており、聴く者を幻想的な世界へ誘う。切なげで儚げ、でも確かな力強さを感じる歌声もまた、世界観への扉を開いてくれる。


何かを奪われてしまったとしても、私たちはきっとそれを超えていける。星のない夜も超えていける。そんなことを感じる1曲だ。



・大瀧ヌーバンド 『藍染の唄』(Official Music Video)



コロナ禍の2020年に敢行した4ヶ月連続リリース第1弾の配信シングル『藍染の唄』。


「何か得体の知れないものに染まっていく世界、そんな中でも1つ大切なものだけは離したくない」そんな思いを綴ったナンバーで、Music Videoはアニメーション制作集団『ACREATION』とのコラボ作品となっており、その音や映像からは夏を連想する。


軽快なリズムや疾走感があってキャッチーなメロディーラインは心地よく、それが≪あなたといたいから 壊れながら生きるよ≫≪離さないまだ繋いでいたい≫と歌う芯のある歌詞をより光らせる。


爽やかでありながら、心の中に熱いものを滾らせてくれる楽曲だ。


・夏の煙 - くすり×大瀧ヌーバンド(Official Music Video)



共に愛知県を中心に音楽活動を行う『くすり』と『大瀧ヌーバンド』初のコラボレーション。で、夏の終わりのどうしようもなく切ない感情を表現した珠玉の一曲『夏の煙』。


繊細な鍵盤とリンクするような儚く切ない2人の歌声。それを美しく彩り、立体感を加えるバンドサウンド。そのどれもが瑞々しく、胸をぎゅっとさせる。


情景が浮かぶ歌詞の世界観と、吸引力が抜群のサウンド・歌声によって、ぐっとその世界観に引き込まれる作品。誰もが切なく感じる夏の終わりの空気感に、やられてしまうだろう。



「3年前と比べると、活動に対するスタンスなどもそうだが、物事の見方や感じ方も変化してきている。よりクオリティの高いものを作る自信があるし、今の状況の中で作れるもの、今だからこそ作れるものを生み出していきたい。現在、新しいアルバムの制作にも取り組んでいる。少しずつでも、自分にしか作れないものを作って届けたいと思っている」と、この先の活動についてコメントをくれた彼。


さらに「ストーリーを感じさせる楽曲、ドラマチックな楽曲が特長だと思っているので、映画や舞台、アニメなどの主題歌やコンセプト音楽などにも取り組んでいきたい。制作以外については、現在、定期的に配信ライブ『大瀧ヌーのin My Closet』を行っているが、対面のライブも少しずつペースを上げていきたい」とも話してくれた。


いずれにしても、この先の活動にも期待が持てることは間違いない。

要注目の存在の一人だ。


【ライブ情報】


2022/8/26、27@札幌

2022/10/8@横浜
2022/10/15、16@名古屋

2022/11/13@名古屋