平岡優也　爽快な歌声で描かれる言葉に、心が動く

1992年10月17日生まれ。秋田県出身のシンガーソングライター、平岡優也。

19歳で音楽に心を奪われ秋田県より上京。20歳からピアノを始め、全国各地の路上で弾き語りによるストリートライブを続けている。

通りがかりの人たちによって、そのストリートライブの様子が撮影され、YouTubeなどにアップされると、その内のひとつが瞬く間に900万回再生に到達。

その純粋なキャラクターにシンクロする澄んだ歌声が『通行人が足を止める歌声』と話題に。

その評判から、地上波などメディア出演オファーも集まり、現在注目すべき若手シンガーの一人にラインナップされる存在となっている。

さらに、その人気は海外にも飛び火。アジア圏でも、様々な動画サイトにLIVE動画が自然発生的に次々とアップされ、それらの再生数は累積4000万回を超え現在も大きく伸び続け、日本発のグローバルアーティストとしても期待も寄せられている。

2019年2月には中野ZEROホールにて3rdワンマンとなる、自身初のホールライブを成功させ、2019年7月に初の配信シングルとなる『1,000,000』(読み:ミリオン)をリリース。2020年に、『ガラスヒーロー』『アマノガワ鉄道』『僕が君を選んだ理由』をリリース。

2021年3月には、盟友シキドロップの平牧仁とのコラボ曲『サンゴー缶』をリリースし、アニメーションMVも好評を博した。

同年9月、ストリングの音色でより切なく演出されたラブ・バラード『H』(読み:エイチ)をリリース。そして10月には自身初のアルバム『20s』(読み:トゥエンティーズ)を満を持してリリースし、『20s』のCD盤化を目指したクラウドファンディングも達成した。

インターネットと路上のリアル、その両極の場をへだてることなく活躍する彼から今後も目を離せない。

・平岡優也 - 春舞 (Official Music Video)

「春は出会いと別れの季節。卒業、入学とか学生のイメージはあるけれど、学生だけじゃなくて大人になっても転職とか異動があったりする。そういう季節」。

そんな「“春”を代表する楽曲を作りたい！と思い制作」した楽曲がこの『春舞』だ。

「ちょうど1年前、TikTokで＃春の歌うまという歌に特化したハッシュタグがあり、それに投稿すべく、“とにかくキャッチャーで耳に残るサビを作ろう！”」というコンセプトでサビだけ制作したのが始まり。

それから楽曲自体1年ばかり寝かせていたが、この曲をフルで作ってみてはどうか、というまわりの人たちからの声もあり、フル尺で制作。

普段の楽曲制作はAメロから順番に作っていくことが多いけれど、この曲はサビが最初から決まっていたので、作り方がいつもと違った。

実際、この楽曲の持つサビのパワーは強烈で、一聴して耳に残り、思わず口ずさみたくなるものとなっている。

「“春”、“舞”と、桜という単語は使っていないけれど、文字から桜が舞い散るようなイメージがとれる。これを音楽で表現した。アレンジャーさんが自分のイメージを非常によく汲み取ってくれた。1番のAメロや、サビのストリングスの入り方など、繊細な感じも出しながら、力強さという部分も出してくれて、サウンド的に“春”が伝わりやすいものになった。学生の頃に聞いた音って印象深いので、それを意識してピアノでチャイムの音を入れてみたりしているのもポイント」とも話してくれた。

「自分の地元が秋田でいまは上京している。自分と同じく、秋田を背にして上京している人も多い。そんな田舎から東京とか都会に出ていく人がいる一方で、地元に残って就職をする友達もいる。この楽曲には、違う環境になってしまうけれど、それでもお互い頑張ろう！という応援の気持ちを込めています」と話してくれた。

特にそれが表れているのが、≪君に幸あれ≫という歌詞だろう。

本作のMVは田舎を離れ上京してしまう女の子と、田舎に残って女の子を見送る男の子を様子・心情を描いている。映像は以前、動画配信サイトSHOWROOMでのイベントで制作した『お疲れさま』のMVを撮ってくれた監督によるもの。

たまたま自身が所属する事務所の他のアーティストのMVをその監督が撮っており、その偶然のタイミングから、今回成長した平岡優也のMVを5年ぶりに撮ってもらったとのことだ。是非MVも合わせて、世界観に入り込んでいただきたい。

もともとストリートもやっているし、ライブ主義のアーティストだという彼。

「普段はピアノの弾き語りで制作しているので、バラード曲やうたを聴かせるような楽曲が多かった。ただ、コロナ禍も少しずつあけてきて、ライブもできるようになり、“ライブ”で楽しんでもらえる、ライブ映えのするような楽曲作りを改めて大切だと感じた」そうだ。

「年内にシングルなどをリリースしていく予定」だというからそれにも期待しておこう。

また、4月10日には渋谷gee-ge.にて2年2ヶ月ぶりのワンマンライブを開催予定。

「昨年末のクラウドファンディングでアルバムを盤としてリリースできたのもあり、アルバムを出せました！という感謝も込めたワンマン。『20s』のアルバム曲はもちろん平岡優也の様々な楽曲が聴けるライブにしたいと思っている」とのことなので、是非足を運んでいただきたい。

「この二年間くらい“ライブ”が遠ざかった2年間だった。まずは、4月のワンマンをちゃんと成功させることが今の一番の目標。そしてストリートライブという自分の原点を大切にしながら、全国たくさんの人に会いにいきたいと思う」と、さらに期待が高まる言葉ももらっているので、地方在住の人も、楽しみに待っていていただきたい。

最後に今回クラウドファンディングを終えた、ご本人からのコメントを頂いたのでご紹介しよう。

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はじめてのクラウドファンディング、正直不安もありました。

こういう形でものを作るのは初めてでしたが、無事に達成できてシンプルに良かったです！最初は参加してくれる人はどういう気持ちなんだろう、と思っていましたが、蓋を開けてみると、みなさん楽しんで参加してくれ、こんなにも応援をしてくれました。

本当に良いファンの皆さんに巡りあえたと実感しています。

これからこのアルバムを携えてのツアーとか、応援してくださったみなさんに感謝をしつつ、自分ができることでみなさんに恩返しをしていきます！

応援ありがとうございました！！

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【リリース情報】